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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL2 ラグナル
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ラグナル』と名乗ったホルダーに聞いてみる。するとホルダーの中が小さく光った。
「ん?何だ?」
不思議に思い、確認してみると中の1枚のカードに絵が描かれていた。
「これは………」
そのカードを取り出し読んでみる。
「焔……?」
思わず名前を呟いてみるとカードから1本の刀が出現した。鞘は白を基調とした綺麗な鞘であり、柄は赤を基調として美しい模様が描かれている。
「でたわね、それが貴方のデバイスよ」
「俺の………デバイス………」
『初めましてマスター』
「うおっ!?喋った!!」
不意に聞こえてきた女性の声に思わず叫んでしまった。
「当然よ。出ないとサポート出来ないでしょう?」
「そ、そうか………」
確かにキリエの言う通りである。しかし物が喋るのは直ぐには慣れそうにない。
『何バカ面見せてんのよ、私のマスターになったんだからみっともない真似しないでよね!!』
「………なあキリエ、デバイスってマスターの事ディスるのか?」
「い、いえ、そんな事ないはずなんだけど………」
と苦笑いしながら話すキリエ。
『相手が女だからって手加減しようとか思わないでよ、あんたは初心者でポンコツなんだから!!』
「お前マスターの気持ちを下げてどうすんだよ………」
初めて会って早々にポンコツ扱いされたのは初めてだ。
『これくらいで折れるなら死んだほうがマシよ』
「なぁキリエ!!」
「ま、まあ使っていくうちに仲良くなっていくと思うわ。じゃあ早速始めましょ!!」
キリエに助けを求めたが、関わりたくないと言わんばかりに強引に説明を始めた。
「さてそれじゃあ今回はさきほど王様達がやっていたフリーバトルを体験していきましょう。実はブレイブデュエルには競争やドッチボールの様な競技もあるんだけど、ランキング戦はフリーバトルで戦っていくから」
「へぇ………単純に戦うだけじゃないんだ………」
「先ず貴方のスタイルを確認しておきましょうか」
「スタイル?」
「そう。人それぞれで私は広域遊撃を得意としたワイドウィング。まあ要するにある程度何でもこなせますよって感じ。レヴィは高機動を得意としたライトニング、シュテルが珍しいセイグリッド。そして王様が特殊なんだけどロード・オブ・グローリーって感じ」
「シュテルとディアだけ特別って事?」
「う〜ん、だから強いって訳じゃ無いんだけど、それぞれ得意不得意はあるし………それにセイグリッドに関してはレアではあるけど徐々に使い手も増えてきてはいるわ。略すけどLOGに関してはまだ3人しかいないんだけどね」
そう説明され、焔を見る。
これが刀であるとなると十中八九近距離を中心とした戦い方にな
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