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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL2 ラグナル
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「は、博士これは………」
「驚いたな………あのホルダー自体が持ち主を登録する物だったとは………」
機械を操作しながら話すユーリの言葉を聞き、グランツ博士が呟く。
「雅也達はホルダーにゲーム登録しようと考えていたんだね。だがこれで白紙のカードの謎も解けた」
「スタイルは何に該当するんでしょうか?」
その隣で操作しているアミタも質問した。
「分からない。武器も持っていないようだし。キリエ、悪いけど零治君に指導しながら探ってみてくれ」
「了解〜」
そう答えてキリエは機械の方へと向かう。
「さあ、どんなカード何だろうか………」
そう呟くグランツ博士の顔は子供のような無邪気な笑顔だった………
「えっと………どうなってんだこれ?」
そう呟きながらふよふよと浮いている。
ゲームの中へと入った俺だがこれからどうすればいいのか全く分からない。ラグナルの起動を確認した後、服装は白のロングコートを着た姿に変わっていて、防御の為か両腕に付いている手甲が少し重く感じる。
「とりあえずと落下する心配は無さそうだけど、どうやって飛べばいいんだろうか………?」
試しにクロールや平泳ぎをしてみるが大して進まない。
「う〜ん………」
何か指示があるのかと思いきや特に何か指示されることもなければ教えてくれる訳でも無い。こちらから通信する手段も分からないので連絡も取れない。
まさに八方塞がりであった。
「………っとごめん零治君お待たせ。………って随分くつろいでるわね………」
そして更に5分程過ぎた辺りでキリエがやって来た。ピンクの丈の短い革ジャンの様なデザインの服を着て、両手に銃を持っていた。
「いや、何か空の上で寝たら気持ち良いかなと………」
腕組みして寝ていた身体を起こし、真っ直ぐ立つ。
「平衡感覚は大丈夫そうね」
「最初は違和感あったけど暫く居たら慣れた。だけど自由自在には動けないんだよなぁ………」
如何しても空を自在に飛ぶのは出来なかった。
「それじゃあ先ずは色々試してもらいましょうか。そう言えば零治君デバイスは?」
「デバイス?」
「こう言った武器の事よ」
そう言われ手に持つ銃を見せてきた。
「私のヴァリアントザッパーもそうだけど、デバイスはただ武器としてでなく使い手であるマスターの様々なサポートをしてくれるの。貴方にもあるはずなんだけど………」
そう言われ、何か無いか探してみる。………が武器となりえそうなものは何もなかった。
強いて言えば両腕に付いている手甲くらいだ。
「………ラグナル何か無いのか?」
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