Chapter 1. 『ゲームの中に入ってみたいと思ったことは?』
Episode 3. Hunglina in the Arena
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が、この間合いじゃもう遅い。
回避は出来ない。
剣で受けるのも間に合わない。
なら、
「ふんっ!!」
足を使う!
斬撃のために踏み込もうとした足で、太刀の腹を蹴っ飛ばして強引に太刀筋を逸らした。コンマ数秒の後に、発動した斬り上げが唸りを上げて俺の横数ミリを通り過ぎる。
さあ、今度はこっちの番だ!
「とっとと、失せろ!!」
剣の根元まで捩じ込む勢いで繰り出した《ライト・バリスタ》が、ボスのHPを一気に削る。
残り数ドットまでHPバーを減らされたボスは、数歩たたらを踏んだ後、素早くしゃがみこんだ。飛んで逃げる気か。
「させねえよ!!」
間髪入れずに発動した《ホリゾンタル》で、太い足を斬り飛ばした。
ボスがバランスを崩した隙に技後硬直を消化して、止めの《バーチカル》で、一気に、斬り、裂く!!
全力で降り下ろした刃は、ボスの首にめり込み、引き裂き、そして、
「終わりだ! デカブツ!!」
断ち斬った。
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