〜three〜 プロローグ 伝説の始まり
前書き [1]後書き
〜three〜
カン!カラン…。
空き缶のゴミ箱にアルミ缶が入る音が部屋に響く。すぐ近くの高校の受験に合格し、春休みをただ適当に、ダラダラと適当に過ごしていた一ノ瀬冬樹は暇すぎてイラついていた。
「あぁ…暇だ…。」
全く趣味もない。そのくせに冬樹は暇なのが大嫌いだった。中学では暇をつぶせることがなかった。部活、勉強何しても暇をつぶせなかった。暇を潰せるものといえばやたらと授業態度や服装にうるさい教師を殴るくらいだった。中学では何も面白いことはなかったなと思い返して生あくびをする。
ああ、明日は高校の入学式だっけとカレンダーをめくる。
「暇つぶし…あるといいな…。」
と呟きながら冬樹はベットの上で目を閉じた。
前書き [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ