暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第1話 賢将との邂逅
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
アは何も言わずに無言のままだ。

「助けてくれた恩は忘れないよ。また会えるといいね…出来れば敵同士じゃなくて」

それだけ言うと、ルインはゼロをレジスタンスベースに運ぶために足を動かした。

「おい」

「え?」

「俺のことは決して口外するな。ネオ・アルカディア四天王の俺に助けられたことを知られればレジスタンスに居辛くなるだろうからな」

「うん、ありがとうハルピュイア」

アドバイスをくれたハルピュイアに頭を軽く下げて今度こそレジスタンスベースに向かうルインであった。









〜バレンタイン〜

記念すべき(一応の)第1話がバレンタイン当日なので、ロックマンゼロの女性陣でバレンタイン。

ネタバレ出ます。

平穏な一時を満喫しながら二人の少女…ルインとシエルはほのぼのとお茶をしていた。

「ねえ、シエル。」

「何?」

「今日が何の日か知ってる?」

「勿論!バレンタインよね?ゼロは…きっとバレンタイン自体知らないわよね?」

「知らない可能性大だね。昔のイレギュラーハンター時代も大量に貰ってたけど、大抵は私とエックスのお茶菓子になってエネルギーになってたよ。」

「………」

ルインの言葉に一瞬途方に暮れそうになったが、シエルは用意していたチョコレートを見遣り、気合いを入れた。

「私…頑張るわ。例えゼロがバレンタインを知らなくても私はバレンタインを知っているから」

「うん、頑張れシエル…」

燃え上がる恋する乙女であるシエルに友人としてエールを送る。

「ところで、ルインはエックスに渡すの?」

「う、うん…後は四天王のみんなにね」

エックスと四天王達の顔を思い浮かべるルインであった。

「今日はバレンタインですねゼロさん」

二人が女子トークで盛り上がっている最中、レジスタンスの一人がゼロに話し掛ける。

「?」

「今までは人間の行事だからと無関心でしたけど、食べ物が食べられるようになってからは楽しみで仕方がないんです。きっとゼロさんはシエルさんから本命を…」

「おい、バレンタインとは何だ?」

疑問符を浮かべながらゼロが尋ねると、レジスタンス兵は一瞬信じられないと言いたげに目を見開いたが、ゼロが食べ物を食べられることを知ったのはつい最近だ。

それにゼロは色恋沙汰に鈍そうだからバレンタインを知らないのは無理もないだろう。

「バレンタインと言うのは、簡単に言うとチョコレートを貰える日なんですよ。好きな人にやったり、世話になってる人にとか…」

「世話になっている奴に…か。感謝する」

「え?」

何故か礼を言われたレジスタンス兵は疑問符を浮かべた。

更に某所にてハルピ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ