切ない雪の中で
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夢なんて見なければ良かった
そうすれば縛られることもなく
僕はきっと坦々と生きられた…
不意に訪れた感情
君は直ぐに帰ってしまうから
きっとまた何も言えずに
見送ることしか出来ないんだね…
切ない雪の中で君はまた
淋しさだけを置いてゆく
僕はそれに抗うように
ずっと…君を想って生きてゆく…
夜が明けることなんてない
凍てついた溜め息は風に消え
迫る闇は心まで冷してく…
愛し過ぎて諦められず
刹那の温もり求めてしまう
君の全てを奪えたなら
もう僕は他に何もいらない…
切ない雪の中で君もまた
哀しさだけを残してく
知らん顔して時は去り
ただ…思い出だけが突き刺さる…
君が好き…その一言が全てを壊す
願うことの許されないこの愛は
生きてる｢今｣に疑問を投げかけた…
切ない雪の中で君想い
苦しみだけが包み込む
眺めた未来は朧気で
きっと…君に想われることなく…
切ない雪の中で君はまた
淋しさだけを置いてゆく
僕はそれに抗うように
ずっと…君を想って生きてゆく…
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