第24話:恐怖!ゴリラ男!
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助けるために後を追った。
「・・・・・、ん、うっ、・・・・・。」
アンヌは、猿山の頂上に突き刺さった鉄杭に、両手を後ろ手に何重もの針金で縛られ、同じく、足首と肩と腰も何重に針金で縛られていた。
肩を縛っている針金のおかげで、ウルトラゴーグルが辛うじて引きちぎられた隊員服の胸ポケットの中に残っていた。
「うがあーっ!」
「いやっ、いやああああああ!」
ゴリラ男はアンヌの乳房と股間を代わる代わるむさぼり、目を覚ましたアンヌを再び恐怖のどん底に叩き落とした。
「アンヌさあああーーん!」
「ツ、ツヨシ君っ、助けてーーっ!」
猿山を懸命に登りながらアンヌを助けるために必死になっているツヨシ目掛けてゴリラ男が大岩を投げつけた。
「うがあーっ!」
「この化け物ゴリラがーっ!」
ツヨシの反撃の銃弾がゴリラ男の足下を掠めたが、弾みでゴリラ男はツヨシに投げつけようとした大岩を自分の頭の上に落としてしまい、絶命した。
「ツヨシ君ありがとう。」
ツヨシがアンヌを縛り付けてた針金を全て取り去った時だった。
「ここの秘密を知られたからには、生かしておくわけにはいかん!」
何と、所長が猿型の巨大な宇宙人に姿を変え、アンヌ達に襲いかかった!
「危ないっ!」
「ツヨシ君!」
宇宙人の投げつけた石つぶてからアンヌを守ったツヨシが全身で石に当たり、再び気絶した。
「俺はオロロン星人、ウルトラマチュア、お前を俺の愛人にする!」
「ふざけないでよ!」
アンヌはウルトラゴーグルを手に取ると、ウルトラマチュアに変身した。
「うおおおおーっ!」
オロロン星人はウルトラマチュアの両胸目掛けて掴みかかろうとしたが、
「ヘアーッ!」
マチュアがすぐにポニーラッガーを放ち、オロロン星人を真っ二つ切り裂いた!
「ツヨシ君、あなたのおかげで助かったわ、ありがとう。」
元の姿に戻ったアンヌは、ボロボロにされたピンク色の揃いのレースの下着姿のままで、気絶したツヨシを抱きしめ続けた。
しかし、アンヌの裸同然の両胸に顔を埋めていたツヨシは、いつまでも気絶したふりをして、アンヌの温もりと柔らかさをずっと堪能していた。
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