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未来から過去へ

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え?」

「潮の香りが時折感じられますし〜、気候を考慮するならば、中央当たりでしょうか〜?」

「そうか……」

 一刀は、雷の言葉から沿岸部に位置する地域を頭に思い浮かべるが、恐らく違うであろう事は想像がついた。

 今の話で出た、大陸という言葉。

 普通であれば、日本というところを、大陸とは子供でも言わない。

 それに加えて、子供たちの異常な力。

 一刀は、自分の置かれた状況を理解するのを止め、現実へと目を向けることにした。
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