ターン39 鉄砲水と灼熱の傭兵
[11/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
のモンスターが完全殲滅された。
「まさか3体がいっぺんにやられるなんて……」
「まだだ!バックショットは墓地に送られた時、相手ライフに500のダメージを与える。それが3体分と、さらにトライデントの効果ダメージ500を受けてみろ!」
「うわっ!?」
清明 LP3000→1000
地面から炎が噴き上がり、僕の全身を覆う。一瞬にして初期ライフの半分を奪うその熱の前になすすべもなく、まさしく僕のフィールドは焼け野原になった。
「この効果を使うターン、俺は攻撃宣言を行えない。ヴォルカニック・カウンターを守備表示で召喚し、さらにカードをセットしてターンエンドだ」
ヴォルカニック・カウンター 守1300
炎を噴き出す獣のようなモンスターが、オブライエンのフィールドで威嚇の体勢をとる。見かけに反して守備力は低いけど、さっきからバーン効果を持つモンスターが多いヴォルカニックのことだ。恐らくただの壁では済まないだろう。そしてそれより問題なのが、炎族を墓地に送るだけでモンスターを破壊して500のバーンを行うトライデント。仮に守りを固めたとしてもトライデントの1撃が飛んでくるし、かと言ってモンスターを出さなければ確かにトライデントからは身を守れるけどモンスターを出せば直接攻撃されるから結局はその場でお陀仏はほぼ確定みたいなものだ。面白い、燃えてきた!
「僕のターン!これがラストチャンス……引いてみせる、ドロー!」
ドローカードを確認する。来た、このカードだ!
「相手フィールドにのみモンスターが存在するとき、このカードはリリースなしで召喚できる。天をも焦がす神秘の炎よ、七つの海に栄光を!時械神メタイオン、降臨!」
魂のこもった鎧が、天空かなたから降臨する。目には目を、歯には歯を……炎を使うヴォルカニックには、こっちも炎で対抗してやろう。
時械神メタイオン 攻0
「メタイオン先生でカウンターに攻撃、ケテルの大火!そしてこの神の炎はモンスターを傷つけることなく浄化し、さらに相手のライフを直接焼き払う!」
「何!?」
メタイオン先生の放った炎が、燃え盛るオブライエンのモンスターを包み込む。さすがに神の炎は並のものじゃない、フィールドは一瞬でメタイオン先生のみの場所となった。
時械神メタイオン 攻0→ヴォルカニック・カウンター 守1300
オブライエン LP3400→3100
「時械神メタイオンがバトルした時そのダメージは0となり、さらにバトルフェイズ終了時にお互いのフィールドに存在する自身以外の全モンスターをバウンスしてその数1体につき300ダメージを与える!カードをセットして、ターンエンド。先に言っておくけど、メタイオン先生は次の僕のスタンバイフェイズにデッキに戻る効果
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ