9話
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っと、叶えてみせるさ。」
「君のことなのに…きっとなんだね?」
「あぁ。オレに関しては約束は出来んからな。」
「まったく…じゃあ私は逝くよ。あ、最後にわがまま言っていい?」
「なんだ?」
「笑顔を見せてほしいな?君が憧れた正義の味方のように。」
オレはその言葉で驚いてしまったが、彼女に話をしたのはオレだ。ならば、彼のセリフを借りよう。理想や力すらも借りているというのに…
「…大丈夫だよ、シオン。オレもこれから頑張っていくから。だからお前も…ゆっくり眠ってくれ…」
「…うん。安心したよ。じゃあね?白夜。私もどこかで君を見守っているよ」
彼女はそう言って消えていった。それとともにオレの意識も覚醒していく。目を覚ましたオレが最初に見たものは天井だった。オレが感じたのは腕の中に暖かい感触。ゆっくりとそちらに目を向けるとそこにいたのは…
「あ、あの…白夜くん…」
「…なのは…?…すまない、少しだけこうさせてくれ…」
オレは自分の目から出るモノを見せないように腕の中にいるなのはを抱きしめていた…。
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