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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode3
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通信機を取りだした。







「あークソッ……どんだけ硬いんスかあいつ!」


 高速道路上で苛立ちの声を上げながら、それでも諦める事無くニヒトは弾丸を撃ち込んでいる。
 まだ線路沿いに道路は続くようだが、放っておくとどうなるか等言わずもがな。
 早めに決着を着けねばならないと、焦りから自然とハンドルを握る手に力が籠る。

 と―――不意にセツナの耳へと、甲高いサウンドが断続的に聞こえてきた。


「はい、セツナです!」
『セツナ様、何だかリュウ殿が作戦があるようなので……聞いてもらえるですかー?』
「………作戦、それはどう言ったものでしょうか!?」
『それはですね――――』


 アマリの口から伝えられた作戦に…………セツナは思わず後ろのニヒトを見てしまう。
 視線を向けられたとも知らず、未だに彼はスコープを覗きこんでいる。

 そして、多少眉をひそめながらも―――


「わかりました、“それ”で行きましょう」


 セツナはOKを返した。


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