第2章:異分子の排除
第13話「代表決定戦まで・前」
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...こんな感じこそ、俺たちらしいな。
「じゃあ、俺も部屋に戻るか。」
「そうだな。....秋十に会うには少し心の準備が必要だ。洗脳が解けた事を伝えるだけにしてくれ。」
「分かった。...じゃ、また明日。」
そう言って俺も千冬と別れて部屋に戻る。
「戻ったぞー。」
「あ、桜さん。どこに行ってたんですか?」
「ん、ちょっと野暮用で屋上にな。」
部屋に戻ると、秋十君がクロエによって持ってこられた荷物を整理していた。
「(敢えて千冬の洗脳を解いた事を黙っておいた方が、判明した時面白そうだ。)」
そう言う事で俺は敢えて何をしていたのかはぐらかす事にした。
「...そうですか。あ、桜さんも整理を手伝ってくださいよ。」
「お、そうだな。」
...と言っても、既にほとんどが整理されているのでさほど時間はかからなかった。
「明日から、念のために代表決定戦の対策を練るぞ。」
「はい。...と、言っても基本やる事なんて変わりませんよね?」
「まぁ...そうだな。」
秋十君はとにかく素振りとかしておけばいいし、アリーナの使用許可が下りれば模擬戦とかもするからな。セシリア・オルコットや織斑一夏の機体も既にどういうものか大体知ってるし。
「ブルー・ティアーズ...BT兵器による多方向からの攻撃だけど....正直、ユーリの誘導弾の方が厄介なんですよね。」
「ユーリちゃんの場合は偶に十個程の誘導弾を使ってくるからな。」
「接近戦もマドカやラウラで相当鍛えられて....あれ?」
あ、秋十君が対策の必要がなさそうな事に気付いた。
「ま、まぁ、とりあえず対策をするだけしましょうか。」
「そうだな。」
とりあえず、秋十君は多方向からのレーザー攻撃の回避を練習する事にした。
...正直、ユーリちゃんを相手にするのと変わらないんだけどね。
「あ、そうそう。秋十君。」
「はい、なんですか?」
「...俺とも戦う事、忘れてないよね?」
とりあえず模擬戦までどんな特訓をしようか考えていた秋十君が固まる。
「....一応聞いておきますけど、手加減は...。」
「する訳ないだろう?」
「ですよねー...。」
苦笑いしながらそう言う秋十君。
「...まぁ、やるからには全力で行きますよ桜さん。」
「おう、どんと来い。」
最近は秋十君とISで対戦してないからな。結構楽しみだ。
「じゃあ、今日は早めに寝るか。明日から色々するつもりだし。」
「そうですね。」
その後は順番に風呂に入ってそれぞれベットで寝た。
途中
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