第2章:異分子の排除
第13話「代表決定戦まで・前」
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ちだから。後でそっちに遊びに行ってもいい?」
「おう、いいぞ。」
マドカちゃんとユーリちゃんは一度部屋に行ってから後で俺たちの部屋に遊びに来るようだ。...他の女子達に変に噂されなきゃいいが...。
「...って、なんで隣の部屋のドアは穴だらけなんだ?」
「さぁ....?俺にも分かりません。」
隣...1025号室のドアは何か内側から突きだされたような穴があった。
「ま、いいか。俺たちも部屋に入ろうか。」
「はい。」
部屋に入り、鞄を置く。
「風呂場に簡易的なキッチン...ベッドやテレビとかも...さすがIS学園。」
「設備もそれぞれが綺麗ですし...。凄いですね。」
まぁ、金を掛けてるからな。これぐらいは普通だろう。
「しかし...早くても明日まで、どうやってここで...。」
「あぁ、それなら...。」
想起の拡張領域から日用品(部屋にあるもの以外)を取り出す。
中には予備の服もあるからこれで大丈夫だろう。
「...そう言えば、宇宙進出のためのISなんですから、生活必需品を入れるのは普通でしたね。」
「正確に言えば、日用品を入れるのも少し間違ってるけどな。」
本当は宇宙を開拓するための道具を入れるからな。
「まぁ、これで凌げるだろう。」
「ありがとうございます。」
すると、俺のケータイが鳴った。...クロエからか。
「【もしもし?クロエか?】」
【桜さんですか?荷物をまとめたので、今からでも送り届けれますが...。】
「【早いな。そうだな...頼むよ。】」
早いに越した事はないからな。
【わかりました。では...。】
「...との事だ。」
「さすがクロエですね。」
束もいるからな。よくよく考えれば早くてもおかしくないな。
「お兄ちゃ〜ん、桜さ〜ん!来たよー!」
「...マドカも来るのが早いですね。」
「そうだな。」
ユーリちゃんの少し疲れたような声も聞こえてくる。
「とりあえず、入ってきてくれー。」
「はーい!」
「お、お邪魔します...。」
マドカちゃんはノリノリで、ユーリちゃんは遠慮がちに部屋に入ってきた。
「適当に寛いでくれ。キッチンに何かないかなっと...。」
二人を秋十君に任せ、俺はキッチンにある棚などにお茶とかがないか見てみる。
「ちょっとしたおもてなしの分はあるのか。じゃ、これで。」
紅茶のパックを使い、四人分の紅茶を淹れる。
「へー、アミタさんとキリエさん、いつの間にここの先生に...。」
「あー、そういえば聞きそびれちゃったなぁ...
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