一話
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ったんだよ」と、飄々と言った。
「そう。ならさっさと死になさい。カラワーナ」
私が言ってすぐさまカラワーナが光の力で作った槍をローブの男に投げつける。
男は避けようともせず その場に佇んだまま微動だにしなかった。そのまま光の槍が当たって死ぬかと思っていた。いや、確実に死ぬと確信はあった。
だが、光の槍は男の揺らめいているローブに当たった瞬間に消え去った。
「「「「なっ!?」」」」
「貴様っ!何をした!!」
ミッテルトカラワーナが叫ぶ。
「さぁ?何をしたんだろうな?」
男は尚も飄々とした態度を崩さない。だが、レイナーレは今目の当たりにした光景に違和感を感じていた。
(いや、あれは消え去ったと言うよりも焼き消された?)
「貴様ふざけるな!まぐれに決まってる!」
考えるもカラワーナの甲高い声に中断した。
「ミッテルト、カラワーナ、ドーナシーク奴を囲みなさい。私達至高の堕天使を嘗めたこと後悔させるわよ」
「「「了解!」」」
部下たちが動き出す。
「さぁてと、調査開始だぁ」
男の口元が不気味に歪んでいた。
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