トリップ二年目
第一章 みかん、師匠になる
第二話 成人組に混ざり麻雀
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜きっきーside〜
あのさ、みかんってやっぱり鬼畜だよね。
小荒井くんと奥寺くんが師匠になってくださいと言ったのを、みかんは笑い飛ばした。
「素直でよろしい!!私、そういうの好き。でも、私、師匠向きじゃないから。
それでも良いならなるよ。条件つきでね。
菊地原士郎から10本取ってらっしゃい。」
・・・・・・・・・は?
あなた、関係ない菊地原くんを巻き込みましたね!?
C級菊地原士郎は30m先でビックリしてましたよ?
つか、聞こえてるのを知っていて言いましたね!?
最低だ、最低だ。
「いいの、いいの。
その間にA級に上がるし。師匠がB級って嫌でしょ?」
違うよ、菊地原を巻き込むなと・・・
可哀想に・・・三人には同情するわ。
「あ、おなかすいた。」
みかんは立ち上がりフラフラ歩き出した。
「どこいくの?」
「東さんに飯もらいに。
B級は出来次第だからお給料がね〜
A級になったら自分でやりくりするけど。」
成人組から奪いにいくわけか、飯を。
・・・・・・太刀川さんに会えるかな。
やっほい、ついていこう〜♪
「ちゃわーす!
こんばんは、東さん。
こんばんは、諏訪さんにふゆちゃんにタチコマ!!」
みかん、タチコマは人じゃないし。
元ネタわからない人には困るからね、それ。
そして、皆さん麻雀中かよ。
「もしかして、お腹空いたかな。」
「お前、もうA級になったのかよ?
ってその様子じゃあまだか。」
「そのふゆちゃんはやめろと・・・」
「太刀川だ、太刀川〜!!
お、玉狛の狙撃手だ。迅元気か?」
「あ、は、はい!!
ぼんち揚バリバリしてます。」
太刀川さんに会えた〜♪私もう幸せ。
みかん、今日はありがとう。愛してやるよ。
太刀川さんや薄桜鬼の土方さ・・・
「きっきー、麻雀のルール知ってる?」
はっ、世界に戻された・・・何々?
麻雀のルール知ってるか?
知りませんよ、賭け事なんて野蛮な!!
太刀川さんがやるからやろうかな〜
「冬島さんが負け越してるらしいよ。ざまぁ〜」
みかん、冬島さんに恨みあるの?
あえて聞かないでおくが。
「よっしゃ〜オレらに珈琲おごりな!!
みかんとおかっぱにもおごってやれ」
「まだ一回ある!!」
「それで巻き返す気かよ・・・」
麻雀のルールはわからんが、おかっぱ言うな、おかっぱと!!
聖なるパッツンだからな!!
それよりみかんが考え込んでる。
何かしでかす気か?
「ふゆちゃん、私にやらせて。」
「え、ルール分からないんじゃ・・・」
「どーせ、負けなんだから、みかんに人生経験させてやれ。」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ