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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode2
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型拳銃よりコレでもかと剛弾を叩き付ける。
「! ……やろおっ!!」
ニヒトが少し場所をずらして銃を構えれば、刃の腹と拳銃のグリップが衝突し明るく派手な火花が散る。
刃物を持つ構成員の顔に浮かぶ笑みの意味は、銃火器相手ならショートレンジは有利だ、という余裕から来る物であり―――
「ほっ……じゃっ!」
その余裕も上から落ちて来たもう片方の拳銃による一撃で、脳天を貫かれ脆くも無に帰した。
「こい、こいつらぁっ……!」
「くそったれ……!」
残るはセツナの前に居る二人のみ。
戦闘開始から五分と経っていないだろうに、これこそ余りに早すぎる展開といえる。
「くそがああっ!!」
「……愚かですね」
まるで片鎌槍の使うかの如く、セツナは鎌の峰で刺突を繰り出し腹部を殴打する。
怯みよろめいたその隙を逃さず一旦刃を立てると、より向こう側へと腕を伸ばした。
時間は置かない。
右腕を縮め、左腕を後ろにし、柄を支える。
「せえぇいっ!」
そして体ごと思い切り鎌を引いて―――鎌状武器の本領である引き切る、否『刈り取る』攻撃で断つ。
「はあっ!」
体の周りをぐるっと回転させ相手の武器を跳ね飛ばし、左上へと高々掲げられた鎌刃が殺気を内包―――刹那に袈裟切り。
最後の敵も何ら目を引くエピソードを見せず、余裕のままに葬られたのだった。
「うーっし……お疲れさまッス」
「不意打ちは驚きましたが……まぁこの程度ならば、まだまだ続けられましたね」
「だるいから、俺はパスの方向で」
「貴方は冬眠中の熊ですか?」
気の抜けたやり取りが再開され、ニヒトは半笑いなままにポケットへ手を突っ込んだ。
途端、ニヒトの顔に驚愕の色が濃く表れる。
「チッ、しまった……!?」
「どうかしたんですか、ニヒトさん……?」
「ちょっと不味いなぁ、これは……!」
段々と暗い顔つきに変わり、気だるげなモノこそ消えないだけで、十二分に緊張をあおる空気を醸し出している。
笑顔に戻りかけていたセツナの顔にも、並ならぬ焦りが見てとれる。
ギリ……! と歯軋り一つ決め、ニヒトが重大な言葉を言い放つ―――!
「煙草切れてるし……そりゃないッスって! こんなとこでよぉ……!」
「……心配した私が馬鹿でした」
酷く私的な事だった。セツナが頭を抱えたのも仕方ない。
誰が気にするのかといえば、ニヒトしか気にしない事柄であった。
先まで咥えていた煙草を口から話してないあたり、実力故の残念さとその要らない執念が窺える。
もう一刻も早くこの空気から脱したいが為か、セツナはやり取
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