暁 〜小説投稿サイト〜
SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode2
[4/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
るあぁっ!」
「……む」
其処で何か考え付いたか、セツナは前から来た相手だけに集中して、柄を利用し斬撃を捌いていく。
当然背中側はがら空き。そんな事をすれば死角には隙が生じ……不安を体現したように、無言のままに一人の男が切り付けてきた。
セツナの視線は以前前向きのまま。
これではダメージを負う事が確定して―――
「らぁ―――」
「よっと」
瞬間、軽い掛け声と共に肩越しに延ばされるは、鎌刃の峰。
「うげえぇっ!」
「―――いっ!?」
ガチィン! と其処を打ちつけてみれば、握りを態と甘くしていたか勢いよく大鎌が押され、飛びだした柄尻に向こうの構成員が腹を撃たれた。
潰れたヒキガエルの様な悲鳴に驚く……が、息を整える間もなくセツナのバックソバットが突き刺さる。
「ィイヤアアァッ!」
そのまま通り過ぎた鋭利なる一斬にてまず背後一人目を打倒。
回れ右をしながら、徐に頭上手鎌を弄び、慣性を利用してもう一閃。
腹を叩かれた男は哀れ、刃により二つの塊と化してしまった。
「……はっ!!」
視界の端にチラと映るピストルを構えた敵に向け、半身の形を取り猛回転した鎌を投げつけた。
流石に距離が距離の為防がれるが、バウンドしたソレをキャッチすべく走り跳躍。
敵は視線を彷徨わせた所為で、チャンスも作れず立ち尽くす。
「ぐ……こんのぉぉっ!!」
鎌を空中でキャッチし、乱射された弾には大鎌を風車の様に扱ってやり過ごす。
……そして顔面を蹴って前方宙返りを決める。
「てめ―――って、うばああっ!?」
その敵に遠方から銃弾が命中し、直後に爆ぜた。
視線を傾ければ……そちらを向かずに銃口だけ構えた、サポートしたであろうニヒトの姿が見えた。
銃撃の反動をも無駄にはせずグリップ部分を用い、隙ありと近寄る敵は強かにぶん殴られた。
「まだまだ」
間、髪を置かずに二丁構えて連発で、ハチの巣にせんばかりに銃弾を浴びせた。
向こうでは、着地前に鎌を振り下ろしていたセツナの手により、一人目がポリゴンの欠片と消える。
地面に突き刺さった得物をあえて抜かず、それどころかポールのように扱って助走をつけ、二人目を蹴り怯ませる。
引き抜いた勢いで鎌の背をぶつけ、追い打ちとして吹き飛ばす。
「あー……またッスか―――よっと!」
やる気0でニヒトが呟くのとは裏腹に、鋭いスナップを利かせて右の銃を上へ投げた。
更に飛んできた構成員へ側転の要領で踵打ち上げを決め……
「ぐふっ!?」
寄り高く宙に飛んだ敵へと駄目押しか、左手の大
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ