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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode2
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るあぁっ!」
「……む」


 其処で何か考え付いたか、セツナは前から来た相手だけに集中して、柄を利用し斬撃を捌いていく。

 当然背中側はがら空き。そんな事をすれば死角には隙が生じ……不安を体現したように、無言のままに一人の男が切り付けてきた。

 セツナの視線は以前前向きのまま。
 これではダメージを負う事が確定して―――


「らぁ―――」
「よっと」


 瞬間、軽い掛け声と共に肩越しに延ばされるは、鎌刃の峰。


「うげえぇっ!」
「―――いっ!?」


 ガチィン! と其処を打ちつけてみれば、握りを態と甘くしていたか勢いよく大鎌が押され、飛びだした柄尻に向こうの構成員が腹を撃たれた。

 潰れたヒキガエルの様な悲鳴に驚く……が、息を整える間もなくセツナのバックソバットが突き刺さる。


「ィイヤアアァッ!」


 そのまま通り過ぎた鋭利なる一斬にてまず背後一人目を打倒。

 回れ右をしながら、徐に頭上手鎌を弄び、慣性を利用してもう一閃。
 腹を叩かれた男は哀れ、刃により二つの塊と化してしまった。


「……はっ!!」


 視界の端にチラと映るピストルを構えた敵に向け、半身の形を取り猛回転した鎌を投げつけた。

 流石に距離が距離の為防がれるが、バウンドしたソレをキャッチすべく走り跳躍。
 敵は視線を彷徨わせた所為で、チャンスも作れず立ち尽くす。


「ぐ……こんのぉぉっ!!」


 鎌を空中でキャッチし、乱射された弾には大鎌を風車の様に扱ってやり過ごす。
 ……そして顔面を蹴って前方宙返りを決める。


「てめ―――って、うばああっ!?」


 その敵に遠方から銃弾が命中し、直後に爆ぜた。
 視線を傾ければ……そちらを向かずに銃口だけ構えた、サポートしたであろうニヒトの姿が見えた。
 銃撃の反動をも無駄にはせずグリップ部分を用い、隙ありと近寄る敵は強かにぶん殴られた。


「まだまだ」


 間、髪を置かずに二丁構えて連発で、ハチの巣にせんばかりに銃弾を浴びせた。


 向こうでは、着地前に鎌を振り下ろしていたセツナの手により、一人目がポリゴンの欠片と消える。
 地面に突き刺さった得物をあえて抜かず、それどころかポールのように扱って助走をつけ、二人目を蹴り怯ませる。

 引き抜いた勢いで鎌の背をぶつけ、追い打ちとして吹き飛ばす。


「あー……またッスか―――よっと!」


 やる気0でニヒトが呟くのとは裏腹に、鋭いスナップを利かせて右の銃を上へ投げた。
 更に飛んできた構成員へ側転の要領で踵打ち上げを決め……


「ぐふっ!?」


 寄り高く宙に飛んだ敵へと駄目押しか、左手の大
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