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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode1
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構成員たちを足止めしてしまう。

 そこをアマリは狙っていたか、未だ回転収まらぬままに軽く飛び上がって振りかぶった。


「そーらぁ!」


 斧がハンマーよろしく叩きつけられ、一瞬にも満たぬ間隙の後―――


「「「ぎゃああぁぁぁぁぁっ!?」」」


 ズグアアアァァァッ!! と両手斧から爆炎が吹きあがり周りの敵を一掃、または一気に吹き飛ばしてしていった。

 
「あっぶねぇ……!!」


 地味にリュウをも巻き込みかけてはいたが。
 ……それでも傷一つなくやり過ごすのは、流石というべきだろうか。

 何時の間にか戦闘員の数は大分減っており、その残りもまた最早戦意が無いのか散り散りに逃げていく。


「はぁ、一先ず終わったか」
「メインディッシュは残ってるです」


 ウキウキの感情を隠すことなくアマリが視線を向ける先……其処には大型チェーンソーを携える幹部と、ハンドガンに長方形の刃を持った片手剣を両手に構える幹部が、リュウとアマリを睨みつけていた。

 次の相手はもしかしなくても、戦る気満々である彼らだろう。


「さぁて、やってやるか」
「あはー♪ 楽しみです」


 居合抜きの格好を取ったリュウと、最上段に斧を置くアマリ。

 チェインソーを腰だめにした幹部Aと、ハの字に武装を構えた幹部B。


 彼等が飛び出すのは―――


「「「「はあっ!!」」」」」


 同時だった。



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