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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
prologue:Unexpected weapon(予想外なる武器)―――episode1
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「ドッカーン」
「やべっ……お借りしまーす!」
「うぼほ!? ―――にぎゃあああぁぁぁぁ!!」
三人相手に刀を振るっていたリュウが嫌な予感を覚え、バク宙で男の顔を踏み台に更なる跳躍をすれば、眼下で数名を巻き込み爆破弾が着弾した。
あくまで正確に……そうなると、このとばっちりは態となのだろうか………?
「撃つ場所考えろよ!?」
「でも、リュウ殿なら避けられると思ってるですー」
「あぁ確かに避けられてるけど―――」
「ドォッカーン」
「またかよコラァ!!」
実にいや過ぎる信頼の文句から、間をおかずに再びアマリが砲撃。
思い切り地面に伏せれば、頭上を通り過ぎた風切る弾丸。
「チャ、チャンスだぜ……!」
「はっ!!」
「え……!?」
またも聞こえる爆破音に耳を刺激されながらも、ブレイクダンスの要領で起き上りながら蹴りを放ち、囲みかけていた構成員を弾き飛ばして居合切り。
回転のスピードから繰り出された虚ろな一閃に、成す術なく敵は一人、膝から崩れ落ちた。
「って、どわああぁっ!?」
リュウはいきなり目を見開くと狼狽しながらブリッジし、間を置いて後転した。
そして、三度通り過ぎる破壊を内包する鉄塊、そして響き渡り広がる灼熱のドーム。
「うぼああぁぁーーーっ!?」
「ぐぎああぁぁぁ……!」
「どうぅへぇぇっ!?」
「あっはぁ! ぼかっと命中するですー」
言うまでもなく“彼女”の仕業だった。
「てめえぇぇっ!!」
あんまりだといえばその通りな凶行に怒ったのはリュウ―――――ではなく、何時の間にか近づいていた構成員。
既にナイフを振りかぶって、脳天目掛け攻撃する気満々だ。
「甘いですねー」
言いながら柄を持ち上げて、潜り抜けながら一撃を受け止める。
アマリは数秒で変形を終えた両手斧を少し持ち上げると、相手の胸部へフロントキックをかました。
「あっはぁ!」
「うぉ……うぶげっ!」
轟々と唸りを上げ迫る肉厚な刃が、ナイフすら砕いて見事に命中。
構成員である男の胴と脚は泣き別れし、いっそ可笑しくなる程にぶっ飛んでいく。
「もう一回ですよー!」
「へ……」
「うぎあ―――」
「な」
重厚なる威力を乗せた戦斧がアマリの怪力によって本人ごと独楽と化し、三人纏めて真横にぶった切る。
またも一回転、数人は斬られず転がされ、二人はまたも上半身が中空へ放り出される。
中に舞飛ぶは哀れ、半身のみな人形と化した男達。
優雅さのかけらもなく、水音が聞こえない程の凄惨さで地に激突し、他の
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