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MS Operative Theory
MS戦術解説
MSの格闘戦A
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ZM-S19S(シャイターン)を羽交い絞めにして、敵部隊に撤退を迫った。


??格闘兵装やシールドによる「受け」??

 格闘攻撃に対する最も一般的な防御方法は、格闘兵装やシールドによるパリィ、つまり「受け」である。ビーム・サーベルやビーム・シールドは、Iフィールド同士の斥力で、通常のシールドも耐ビーム・コーティングや装甲厚によって敵機のビーム・サーベルなどの格闘兵器を防御できる。ただし、ビームの出力にっては防げないこともある。

■ビーム・サーベルによる「受け」

 MS-14J(リゲルグ)のビーム・サーベルを、MSZ-01(ZZガンダム)がハイパー・ビーム・サーベルで防御。これはビーム刃を形成するIフィールド同士の干渉によるものである。

■シールドによる防御

 U.C.0087,08,17、MSZ-006(Zガンダム)のロング・ビーム・サーベルを、ORX-005(ギャプラン)がムーバブル・シールドで防御した。耐ビーム・コーティングと装甲厚によるものと思われる。


??機体を挙動させての「避け」??

 「受け」と並んで格闘攻撃に対する一般的な防御方法が、格闘攻撃の有効範囲外に機体を移動させる「スウェー=避け」である。受けと比べて動作が大きくなるが、間合いを取りたい場合や、受けが可能な兵装を準備していない場合には有利な方法だといえる。また、刺突攻撃など、受けにくい攻撃に対しても「避け」が選択されるケースが多い。

■自機の位置を大きく変えない「避け」

 U.C.0079,12、ガンダムがYMS-14(ゲルググ)(ギャンとも言われる)の連続刺突攻撃を、上半身の動きだけで回避した。その場で次の攻撃に移行したい場合、有効な方法である。

■「受け」が不可能な状態での「避け」

 U.C.0087,05,11、大気圏突入中のRX-178(ガンダムMk-U)が、RMS-108(マラサイ)の格闘攻撃を回避。フライング・アーマー搭乗中で「受け」が可能な兵装を準備していなかった。


??無防御/回避と、機体損傷を覚悟した防御??

 重装甲機やIフィールド・ジェネレーターを搭載した機体など、極端に防御能力が高いMSや、バイタルエリアに命中しないと判断された場合、格闘攻撃を防御しないことがある。また、腕部や脚部など致命傷になりにくい部位で「受け」を行うケースもあるが、これらは相打ちにも繋がりやすい危険な防御方法のため、多用されることはない。

■非バイタルエリアでの「受け」

 U.C.0083,11,10、RX-78GP02A(ガンダム試作2号機)の格闘攻撃に対し、RX-78GP01Fb(ガンダム試作1号機・フルバーニアン)が爪先部分で「受け」を行った。

■反撃を意図した無防御策


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