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噂につられ
5部分:第五章
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ったみたい」
 朝香はその黒猫を見て言う。こうして種がわかれば実に何でもない話だった。
「意外だった?」
「ええ」
 玲子は朝香のその言葉に頷く。
「本当に何が出るかって思ってたから。けれど実際は」
「猫一匹。けれど」
 ここで勝也が言う。
「この猫ノラ猫みたいだね」
「ああ、そういえば」
 伸介が彼の言葉に頷く。見れば首輪がない。それによく見れば毛並みも乱れている。そうしたところを見ていけばこの猫がノラ猫であるのがわかるのだった。

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