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その手で引き金を引け!!
第六章 私と貴方が戦う理由
第三話 冷蔵庫を買いに
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!!

「時々あるでしょ。
はじめから壊れてたり、故障が早かったり・・・
俗に言うハズレってやつよ」

「見ただけでわかる!?」

「・・・うん。嫌な感じするから」

オレって霊力とか信じるタイプかも知んない!!
如月さんすげー!!つか、電子レンジ選んでくれ。

〜〜〜〜

「それにしても不良品が多かったわ、冷蔵庫・・・」

「見てわかるの?」

冷蔵庫を怪力で壊したバカが床にゴロゴロしながら、ぼくに呟いた。
せめて緊急脱出部屋で転がればいいのに。
親切に全身で床を掃除してくれてるよ。

「わかるわかる。嫌な感じするから。」

「霊力ってやつ?」

「・・・・・・うってぃー、バカをどうにかしてー」

バカ呼ばわりとは失礼な。
歌川も笑いながら済ませないでよ。

「はぁ。霊力はここに来た際にトリオン変換してるのよ。どう使うのさ。
・・・・・・・・・
簡単に言うと、霊力で感じていたものを勘で・・・いや、感覚で感じるみたいな?
ん、霊力があったころでさえ、よくわからなかったのに。
霊力があるとわかるオプションとか・・・
自分でいいながらよくわからないや〜
第六感みたいな?まあいいや。勘って根拠に基づいてるから。」

あ、簡単に捨てきった。
まあそれはいいとしようか。
問題は・・・

「あんなデカイ冷蔵庫、作戦室にいらないよ」

「あれが一番いい気を放ってたから〜」

風間さんが呆れて冷蔵庫を見上げた・・・
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