武力介入
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援軍を呼べ! それまで私が抑えこ……あぁぁああ!」
最後まで言うことなくビームをくらい、ISの絶対防御を発動させ気絶した。命に別状はないだろうが、ISにまた乗りたいとは思わないだろう。
「貴様ぁ!」
頭に血の上がった二人が襲い掛かってくる。しかし、俺はGNシールドとGNソードの盾で攻撃を流し、逆にGNソードで反撃をする。まずは近接ブレードを切り落とし、次にライフルの銃身を切り落とす、反撃する事の出来なくなったところを、絶対防御をギリギリ貫通しない強さの斬撃で気絶させる。
「あとは研究データだけだ。重要区画までナビをしてくれ」
目の前に矢印が現れ、重要区画までの道案内をする。
まずたどり着いたのは発電区画だ、ここら辺はいまだ未開拓状態で電線を引っ張ってくるよりもその場で発電した方が対費用効果もよく、短期的にも長期的にもこっちの方が都合がよかったのだろう、秘匿と言う意味でも。
発電機を破壊し、近くにあった予備発電機を破壊しておく。これで多少は混乱するだろう。
「ヴェーダ次だ」
先ほどと同じように矢印が現れ、そんの場所まで俺を導く。途中で非武装の研究員っぽい人と出会ったが、片腕を切り落とし気絶させて先を急いだ。
そして向こうに曲がり角が見えた時、熱を探知したためGNソードを投げて道をふさぐようにする、それから相手の姿を確認してから聞いた。
「責任者は何処だ」
その問いには誰も答えるまでもなくわかってしまった。
紙の束を持った初老の男が崩れ落ち、それを見た中年の男が「所ちょ」と言ったのだ。ある意味では中年の男が答えているが、確認するまでもないことは確かだった。
「此処の目的は何だ」
「わ、私は上に指示されただけだ! 悪くない、私は悪ぐぎゃが」
「ひぃっ!」
今度は中年の男に向く。
「此処の目的は何だ」
「……こっ、この研究所は、IS操縦者の、量産のためひっ! つ、つ作られた」
「そうか」
俺はそう言い中年の男に背中を向ける。男は安心したのか安堵のため息をついたが、それが最後の息となった。
グシャ。
この三年で幾度となく聞いてきた肉が裂け、弾け、骨が砕かれ、血が飛び散る音。どうしてもなれる事は出来ない、不快な音だ。
「ヴェーダ、生命反応はあとどのぐらいある」
【百六十二の反応を確認、地下シェルターへ避難した模様】
一気に消すチャンスと言えるだろう、俺は研究所の外へ出るとISをヴァ―チェモードへ変更させバズーカモードで研究所を一薙して跡形なく吹き飛ばす。
「はぁ、キュリオスモード、巡航形態で日本に帰る」
side out
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