第1章:ぼっちな姫は逆ハーレムの女王になる
メイドロボは割と欲しいんですよ。いやマジで
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今の流れでなに自分は関係ないフリしようとしてんのお母さん?」
「……で、ですよねぇぇぇ……」
「ほら早く持ってきてよ結月。早くしないとおねーちゃん、久しぶりに腕拉ぎ十字固めやりたくなってきちゃうから……」
「っ!? わ、わかった! わかったわかったわかりましたからおねーちゃんの得意技だけは勘弁してくださいっ!! 腕が?げるからっ!」
満面の笑みを浮かべる珠希とは対照的に、結月は血の気がない青ざめた顔でその場からダッシュで姿を消した。
腕拉ぎ十字固めは珠希が最も得意な固め技だ。段位試験のときもこれで黒帯を取得できたくらいに。
そして今に至るまでその技はあまりにも目に余る結月の行為を諌めるお仕置き技として活用されており、見事に結月の脳裏にそのトラウマが蘇ってくれたようだった。ちなみに本気でやりすぎて結月の靭帯を痛めさせてしまい、逆に珠希がこっぴどく怒られたこともある。
なお余談ではあるが、この後、後ろ手に手錠をし、足も枷で拘束されてギャグを噛まされた母と妹に対し、珠希がタ○姉のごとく容赦ないアイアンクローをしまくったのは言うまでもない。
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