三話
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るソラが声に気づいて振り向けば、先ほどぺテルと呼ばれていた占い師姿の女性が申し訳なさそうにこちらを伺っていた
「申し訳ありませんでした。なにぶん客人が少ない場所なもので失礼なことを……」
「ああ、いえ。お気になさらず、先程もウェンディ達に言いましたが俺も同じ立場ならやると思いますので」
「そういっていただけると恐縮です。それで、失礼ですがここにはどういった理由で……」
「言ったでしょ、ぺテル。お礼がしたいから私が無理を言って来てもらったの」
「……そ、そうなの」
再びウェンディによる指摘
「わかったわ。でも、一応このギルドの人ではないし、マスターに一回会ってもらってからにしなきゃだめよ?」
「わかってる。心配しないで、いい人だから」
その返事に、こんどこそ安心したらしいぺテルは先ほどより若干柔らかな表情でソラを見る
「この子達を助けていただいてありがとうございました。皆の代表として、私がお礼を言わせていただきます。小さなギルドですのでたいしたものはありませんが、歓迎します。ウェンディ、お茶の用意はしておくから」
「うん、ありがとうぺテル」
一転、笑顔が多くなったギルドのメンバーたちに見送られ、ソラはウェンディ達とその場を後にした
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