第一章
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また力説したピエールだった。
「僕は女の子が好きなんだ」
「そっちの趣味じゃないか」
「じゃあそれはそれでいいけれどな」
「とにかく今時キルトなんて滅多に着ないからな」
「皆いつも着ないんだよ」
「何て嫌な現実なんだ」
今度はこんなことを言うピエールだった。
「面白くないな」
「ああ、面白くないか」
「それはいいことだな」
「男のスカートなんてそうそう見たくないからな」
「しかもめくれたら丸見えだからな」
「民族の誇りは何処に行ったんだよ」
ピエールはややこしい問題まで出した。
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