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逆襲のアムロ
23話 数々の星屑たち・・・ 5.12
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「アルビオンの全クルーに告ぐ、貴官らのGP03の強奪は本部としても看過できない。よって軍法会議にて裁くことになる。それまで軍事行動は控えるように」

モンシアはその文面に怒りを覚えた。

「あの堅物どもめ!現場で頑張っている奴らを何だと思っているんだ!」

艦橋にいる皆が頷いていた。しかしながら状況は4転目から5転目に差し掛かった。
シモンがある宙域からの艦による秘匿通信がアルビオンにもたらされていた。

「誰からだ?繋いでくれ」

艦橋の通信モニターに映し出されたのは若き連邦議員のガルマだった。
ガルマは悲観的状況のアルビオン艦橋を眺めて、笑顔で話し掛けた。

「やあ、諸君。諸君らの活躍はブレックスさんから聞いているよ」

シナプスは初めて見るガルマに戸惑っていた。
とりあえず自己紹介をした。

「ガルマ議員。私がこの艦の長を務めておりますエイパー・シナプスと申します」

「ああ、ガルマ・ザビ議員だ。よろしく。さて、貴官たちは絶望的な状況にある」

艦橋のクルーがこの状況をガルマが知っていると認識した。ガルマはシナプスに提案を持ち掛けた。

「そこでだ。私とバウアー氏で働きかけて、GP03の返還で手打ちにしようかと思う。その後、貴官たちはこれから結成される部隊への配属を取り付けたいと思うのだが、いかがかな?」

ガルマの提案にシナプスが少し混乱した。傍で聞いていたアムロがガルマに語り掛けた。

「小官はアムロ・レイ大尉と言います。手打ちの件はわかりましたが、結成される新部隊とは?」

「それについては私から説明しよう」

画面モニターにシャアが映った。その姿に艦橋がどよめいた。

「(シャアだ。赤い彗星・・・)」

シャアはどよめく最中、アムロ含めた艦橋クルーに話し始めた。

「君たちは我々カラバと同様の現連邦に対抗する組織エウーゴに参加してもらいたい。これからは連邦内部での武力闘争に発展する見込みだ。ティターンズの名前は聞いたことがあるだろう」

バニングが頷き、シャアに語り掛けた。

「ああ、現体制の強硬派だ。言うこと聞かない市民を弾圧していると聞く」

シャアもバニングの話に頷いた。

「そうだ。ワイアット将軍の死により、それは加速され、もはや市民抵抗の為す術が失われつつある。地球絶対至上主義者の野望を断固阻止しなければならない。既に連邦でも内部分裂が鮮明化しつつある。シャイアンに幽閉されていたダグラス中将がテネスらの支持派閥により、独自に地球内でティターンズの反対運動として、ジャブロー制圧に乗り出そうとしている」

シナプスは驚いた。現体制の反対運動が連邦軍部でも武力衝突として起き始めている現実を。

「各企業の参加もこれみよがしに盛んにな
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