第35話 Goodspeed of the East 4
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年。自分を空っぽだと言った、どこか哀しげな笑顔の青年。もしも、また彼にで会えるのなら、自分は、何をしたのだろう。
「ああ?もう終わりかよ。まぁ、時間も時間だし、この辺でお開きにするか」
男は金色の穴を一つだけ残しそれ以外は全て閉じた。ジャリジャリと、瓦礫の中を歩きながらこちらへと近づいてくる。
しゃがみ込み、倒れ伏しているキャシーにも顔が見えるようにする。
「よう緑髪。少しは楽しませてくれたなぁ。褒めてやるよ」
「………………」
キャシーは何も答えない。
男は構わず話し続ける。
「だが、俺様には届かねえな。なぜなら、俺様は王だからだ。言ってる意味わかるか?」
「…………………」
キャシーはまた答えない。すると、その四肢の真上に穴が開き、槍が打ち出された。
「………っ??」
「話してんだから答えろや」
あまりにも理不尽で、不条理な言動と行動。もはや声を発する力も無いキャシーには、そんなことは無理なのに。
「さてと、お前、これが何かわかるか?」
男がポケットから取り出したのはダイア形のナニカ。ナニカは分からない。だな、それは見ただけで、キャシーの内側がかき乱される物だった。
「い、いや……いやぁ……」
動けぬ手足を使って、何としてでも逃げなければと体を動かす。
「逃げんなよ。安心しろ。すぐに、お仲間と同じにしてやるから」
そして、悪意が彼女の中に流れ込んできた。
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