暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL1 ブレイブデュエル
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認するがどのカードも全て白紙だった。

「未使用?」
「カードは登録した持ち主がカードローダーから引くとその持ち主にあったカードが自動的に表記されるんだ」
「という事はこのカードは………」
「まあ実際は使えないかな?………一応試してみるかい?」
「そうですね、じゃあ一応………」

そんな会話をしているとどうやらちょうどバトルが終わったようだ。

「悔しい〜!!あともうちょっとだったのに!!」
「確かに危なかったです。あんな搦め手でくるとは………王も何か準備していたようですし………」
「時間まで計算していなかった。今回は引き分けだな」

どうやら時間いっぱいまで勝負がつかなかったようである。

「3人共お疲れ様。一旦出ようか」

博士の言葉に従い、3人は機械から出てきた。

「それじゃあ試しにやってみようか。中で待っていてくれたまえ」

そう言われ、俺は恐る恐る機械の中へ入る。中は特に息苦しくもなく、狭くも感じない。特に居心地が悪いとは感じなかった。

「では始めるよ」

そう言葉が聞こえると同時に視界が変わり、浮遊感を感じる様になった。

「うおっ、何だ!」
『零治君、先ずは目の前にディスプレイが現れたと思うんだけど、そこに名前、生年月日、身長、体重を入力してもらってもいいかな』

そう言われ、俺は指示通り動かす。

「ありがとう。これで初期登録はオーケー。本当だったらカードローダーで登録するんだけど………まあ持ってるホルダーが使えるかどうか試すためだから。それじゃあ始めるよ。始めれば何かしら反応があると思うから」
「分かりました」

と説明されるが、正直少し不安な部分もある。こういった経験は初めてであり、視界も変わり、閉じ込められた事でそれも不安を煽っているのだろう。

「行くよ………ブレイブデュエル、スタート!」

アミタの声と同時に再び目の前の景色が一気に変わった。見渡す限り大空で空の上に自分が浮いていた。

「これが………」
『起動確認。指紋認証………体型データ確認……』
「な、なんだ!?」

感動していると不意に何処からか機械の音声の言葉が聞こえてきた。

『体型データ登録完了。コンニチハマスター、ナマエヲオシエテクダサイ』
「な、名前……?有栖零治」
『有栖零治確認。………マスター登録完了、ラグナル起動』
「うわっ!?」

それと同時に再び光に包まれる。
あまりの眩しさに腕を使って光を遮ろうとするがそれでも眩しさを感じる。

光が晴れると自分の姿が変わっていたのだった………

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