暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL1 ブレイブデュエル
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たことの無い味で、辛いのが好きな俺も楽しめる味になっていた。

「ディア!!」
「ディア!?」
「お前凄いな!!こんなに美味しい料理は初めてだ!!」
「そ、そうか………」

零治の食い入り方に少々引き気味だが、当の本人は気が付いていなかった。

「ははは!!凄いだろう?僕の妻顔負けの美味さなんだよ!!お蔭で娘達の何とも言えない料理を食べずとも………痛っ!?」
「お父さん………?」
「何か言ったかしら………?」

「ははは………何も………」

アミタとキリエに睨まれて、小さくなる博士。

「そりゃあ王様と比べたら私の料理は………」
「別に出来ない訳じゃないから!!」
「は、はぁ………」

必死にそう言い聞かせる2人に訳も分からず頷くしかなかった。

「2人の料理も美味しいぞ?それに我なんかよりも母上殿の方が断然美味しい。我も精進せねば………」
「これより美味いとか………世界的な料理人とか………?」

この場には居ない様だが是非味わってみたいものだ………

「ねえねえレイレイ」
「レヴィ、それ止めろ。レイならまだしもそれじゃあどこぞの中国娘みたいじゃないか」
「ディアって誰?」
「誰って………王様の事だよ。ディアーチェってちょっと長いだろ?だから略してディアって呼んでみた。それとも王様って呼んだ方が良いのか?」
「いや、皆に呼ばれているから王様もすっかり定着してしまったが………我はどちらでもいい」
「そうか、ならディアで良いか?何か王様って呼んだこと無いし、ちょいと違和感を感じて………」
「ああ、構わん」

そう言ってディアは話を止め食事を再開した………





「そう言えば零治君はこの研究所はどんな研究をしているのか知っているかい?」
「はい。たしかロボット工学を中心に未だとブレイブデュエルとか言うゲームの開発元がここだとか………」

そんな説明をすると皆に一斉に驚かれた。

「えっ!?ブレイブデュエル知らないの?」
「いや、知ってるよ。チラッと広告とかで見た事あるし………」

しかし実際はそれくらいの知識しか持っていない。

「………まあ仕方がないかもしれないね、実際に正式リリースしたのは去年の夏頃だし、実際はまだ1年も経ってないからね」

と言う博士だったが、その顔をとても悲しそうだった。

「これは実際に体験させるしかありませんね………」
「何かマイナーだってバカにされた気分だよ………!!」
「それならばアッと言わせてやろう………」
「私もお手伝いします………!!」

とディア達4人が何やらこそこそと企んでいる。

「おい、アミタ、キリエ、何がどうなって………」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ