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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL1 ブレイブデュエル
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ったが、君も負けずに大きくなったんだね………」
と懐かしそうに父の名前を言いながら話してる男性。彼こそ、俺をここに呼んでくれた人であり、父と母の学生の頃からの親友で同じ研究をしていた研究者。
「改めて、僕はグランツ・フローリアン。よろしくね零治君」
「はい………」
グランツ博士はそう言って優しい笑みで手を差し出し、俺はその手をしっかりと握った。
「みんなもう自己紹介は済んだのかな?」
「はい、なのでお父さん待ちでした」
「それは済まなかった。ちょっと色々と問題が発生してね………やはり規模が大きくなるとそれと同じように問題も出てくる。ちゃんと対策したつもりだけどまだまだ頑張っていかないとね」
グランツ博士は苦笑いしながらそう呟く。しかしその顔には疲れは見えず、むしろやる気に満ち溢れている様にも見えた。
「あんまり無理しないでお母さんを心配させないでくださいね?」
「何かあったら私達も手伝うから」
キリエの言葉にディアーチェ達も皆頷いた。
「ありがとう。………まあ今は先に食事だね!零治君、期待してくれたまえ!!ディアーチェの料理は絶品だよ!!」
「うむ、我が作ったのだ、当たり前だ」
「へぇ………」
ディアーチェが自信満々に答えるのを見て、料理を見てみる。
料理は酢豚や麻婆豆腐にエビチリに回鍋肉にきくらげのサラダとどうやら中華がメインの様だが、その盛り付けからからもとても美味しそうに見える。
「た、ただ、少し時間が無くてだな、いつもの夕食になってしまった。………歓迎の席なのに申し訳ない」
「これで………手抜き?」
見た目のクオリティで言えば店で出されていても全く恥ずかしい出来なのは間違いない。
「ね?ディアーチェは凄いだろう?」
「ええ。何で王様と呼ばれていたか分かりました」
「あっ、いやそれは………まあこの一面も理由の1つか」
とちょっと意味深な発言をする博士。
「もう食べようよ〜!!ボクお腹ペコペコだよ!!」
「そうですね、それじゃあ食べましょう。では………」
催促してきたレヴィの言葉にアミタが頷き、皆、手を合わせる。
「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」
そして皆で一緒に食べ始めた。
「うっ………!?」
俺は早速近くの酢豚を箸で取り、口にした。
その瞬間、口の中で広がる酢豚の旨味。タレも酸っぱすぎず甘すぎず、絶妙なバランスを保っており、とろみ具合もちょうどいい。市販されているものと比べものにならない美味しさだ。
「美味い!!」
麻婆豆腐も激辛ではなく、子供向けの少しピリ辛な辛さだが、その味は辛さとは別に、味わっ
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