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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL1 ブレイブデュエル
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。
しっかりしている印象のあるアミタと比べてこっちはずぼらの様に感じられる。
「………とそうなるとアミタの方も先輩付けで呼んだ方がいいか?」
「私はどっちでも構わないんですけど………」
「あれれ……?」
そんな会話をしているとキリエが面白いものを見る様な顔で俺とアミタを交互に見定めていた。
「な、何ですキリエ?」
「いつのまにそんなに親しげに?もしかして着いて早々お姉ちゃんに手を出したの?」
「!?手って別に私達は何も………」
今のやりとりで何となくキリエの性格が分かった様な気がする。
「私達ですって〜!」
「ふむ、確かに怪しいな」
「気になりますね……」
そんなキリエにディアーチェとシュテルが悪ノリしてきた。ディアーチェは面白そうだと言わんばかりの笑顔で、シュテルも面白そうに口元を小さくニヤリとさせていた。
「関係ないですってば!!零治君からも何か言って下さい!!」
「これからここに住むのに誰かと気まずくなるのはちょっと勘弁して欲しいんですけど………」
流石にこのまま弄らせると俺にとってもアミタに対して接しづらくなりそうなので、助け船をだした。
「ぶぅ………冷めた返事つまんない〜」
と俺の言葉を聞いて、文句を言いながらピタッとからかうのを止めた。
「あっ、私もお姉ちゃんと同じで敬語とか先輩も別につけなくていいわよ。………まあ学校では一応先輩ぐらい付けといた方が良いと思うけどね」
「そうです………そうだな、じゃあそうさせてもらうよ」
「了解〜」
と軽い返事で答えるキリエ。厄介な性格のようだが面白い人なのかもしれない。
「………でお姉ちゃん、パパは?」
「さっき呼んだんですけどね………零治君もいるんだし出てくると思ったんですけど………仕方がない、もう一度呼びに………」
「その必要はないよ……」
そう返事が聞こえ、研究所の方へ続く扉から1人の男性が現れた。
白い白衣に少し隈が残る目に無精髭。明らかに徹夜続けで研究していた研究員と言った様子だ。
「久しぶりだね零治君」
「久しぶり?」
「そうか、確か最後に会ったのは君が2歳だった頃だったか………?色々知ってるよ。君も名前の由来とかね」
「えっ!?」
「君の名前はね、丁度日付が変わる0時に生まれたから零治って名前になったんだよ」
「ええっ!?」
「本当だよ。本人に聞いたからね」
不意に衝撃の事実を聞かされた。普通もっと深い意味があるのが普通だと思うのだが………
まさかそんな簡単に決められていたとは………
「しかし大きくなったなぁ………今身長どの位あるんだい?」
「180です」
「君のお父さんの雅也も大きか
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