Chapter05
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カ子とのタッグで諦めさせようとするがなかなか苦戦してるようだ。
萌香は焼けた肉や野菜を綯によそってあげている。
口下手な所は変わらないが面倒見はいいのかもしれない。
相変わらずミスターブラウンは娘にべったりである。
こうして見るとひとつの家族にも見えなくも…いや、ないわー。
なにやらフェイリスがやけに絡んでくるがどうにも反応に困る
鳳凰院凶真は臨時休業中なのだ。ご了承ください。
と。そこにひとつの花火が上がった。
少し遅れて弾けた際の音が響いてくる。
全員が一斉に空を見上げ、小さく歓喜の声を上げた
「ねぇねぇ!ここからじゃ遠いから
皆んなでみにいかない〜?」
みんなが誰と言わず片付けをし始めた。
みんなもその気だったようだ。
そこまで遠い距離じゃない。
俺も反対する気などこれっぽっちもなかったのだからーー
+ + +
片付けを大まか終わらせて、とりあいず近くの川沿いまで歩くことになった。
空を見上げると、夜間際にみえる綺麗なグラデーションになっていた。
「何から何まで久しぶりだな」
聞こえないくらい小さい声で呟く。
空を見上げるのなんて何年としてなかった気がする。
こんなのがいつまでも続くといい。
そう切に願っている。
だが。
叶わなかった。
1時間後。
まゆりが倒れた。
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