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遊戯王GX−音速の機械戦士−
―飛翔せし機械竜―
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がこんな簡単に……」

「《マックス・ウォリアー》を攻撃表示に変更し、バトル! マックス・ウォリアーで翔にダイレクトアタック! スイフト・ラッシュ!」

 《スーパーピークロイド−ステルス・ユニオン》が大爆発を起こしながら破壊されていくのを後目に、《ピンポイント・ガード》で特殊召喚されていた《マックス・ウォリアー》の表示形式を変更し、がら空きの翔のフィールドを見てバトルフェイズに入る。まずは《マックス・ウォリアー》の三段突きが炸裂するものの、それは突如として現れた凧のような形をしたロイドに阻まれてしまう。

「手札から《カイトロイド》の効果を発動! このカードを墓地に送ることで、相手モンスターの直接攻撃を無効にする!」

「……ならば《セブン・ソード・ウォリアー》でダイレクトアタック! セブン・ソード・スラッシュ!」

 《速攻のかかし》の相互互換のような手札誘発カードにより、《マックス・ウォリアー》の攻撃は全て防がれてしまう。ただし《速攻のかかし》のようにバトルフェイズを終了する効果はないようで、本命の《セブン・ソード・ウォリアー》が攻撃を叩き込まんと接近するが。

「墓地から《カイトロイド》の効果を発動! 墓地のこのカードを除外することで、相手モンスターの直接攻撃を無効にする!」

「防がれたか……」

 結局は《カイトロイド》の二回の効果発動の前には防がれてしまい、翔にダメージを与えることは出来なかった。そしてもう、このターンに出来ることはなく。

「……ターンエンド」

「僕のターン、ドロー!」

 先のターンで切り札級の《スーパーピークロイド−ステルス・ユニオン》を破壊したのは確かだが、翔はかのモンスターを融合した時に手札消費をあまり被っていない。……つまり、次なる手段をいくらでも取れる、ということだ。

「僕は《キューキューロイド》を召喚し、魔法カード《アイアンコール》を発動! フィールドに機械族モンスターがいる時、墓地から機械族モンスターを特殊召喚する! 蘇れ、《エクスプレスロイド》!」

 フィールドに機械族モンスターがいる時、墓地から機械族の下級モンスターを蘇生する魔法カード、《アイアンコール》の発動条件を通常召喚した《キューキューロイド》で満たし。墓地から《エクスプレスロイド》を特殊召喚し、その効果の発動へと繋いでいく。

「《エクスプレスロイド》が特殊召喚された時、墓地からロイドを二体手札に加える! でもこの瞬間、《キューキューロイド》の効果も発動する!」

 予め通常召喚されていた《キューキューロイド》の効果が、《エクスプレスロイド》の効果に反応して発動する。その効果は――確か。

「《キューキューロイド》がいる時、墓地から手札に加えられるロイドは、フィー
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