―飛翔せし機械竜―
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イント・ガード》を除外!」
「つまり――」
「《ピンポイント・ガード》の効果で《音響戦士ドラムス》を、守備表示で特殊召喚!」
攻撃を受けた時に、レベル4以下のモンスターを、破壊耐性を付与して特殊召喚する。そんな効果を持った罠カード《ピンポイント・ガード》が、《ジャンク・コレクター》の効果で再発動されると、墓地から再度《音響戦士ドラムス》が特殊召喚される。そしてダイレクトアタックだった《キメラテック・ランページ・ドラゴン》の攻撃の前に立ちはだかり、それを与えられた破壊耐性で防ぎきった。
《キメラテック・ランページ・ドラゴン》には貫通効果はないようで、三回目の攻撃は意味をなさない。なんとか三回攻撃を防ぐことに成功したらしく、翔はこちらへとターンを移す。
「くっ……ターン、エンドだ」
「俺のターン、ドロー!」
これで俺のフィールドには《音響戦士ドラムス》が一体のみで、ライフポイントは残り100ポイント。翔のフィールドには、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》にリバースカードが一枚、ライフポイントは1700。一見こちらの絶体絶命だが……まだ、こちらにも逆転の目はある。
「俺は魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動! 手札を一枚捨てることで、デッキからレベル1モンスターを特殊召喚する! 来い、《チューニング・サポーター》!」
二枚目の《チューニング・サポーター》を墓地から特殊召喚するが、まだフィールドに揃っているモンスターの合計レベルは4。これでは《アームズ・エイド》しかシンクロ召喚出来ない……よってまだ、こちらの展開は続いていく。
「さらに通常魔法《モンスター・スロット》を発動! フィールドにいるモンスターのレベルと、同じレベルのモンスターを除外し、カードを一枚ドローする。そしてドローしたモンスターがそのモンスターと同じレベルなら、ドローしたモンスターを特殊召喚する!」
俺が選択したモンスターはレベル2の《音響戦士ドラムス》。墓地から除外したモンスターは、同じくレベル2の《スピード・ウォリアー》。ここでレベル2のモンスターをドロー出来れば、そのモンスターを特殊召喚することが出来る。本来ならば低い可能性だが……レベル2ということならば、話は別だ。
「ドローしたモンスターは……《スピード・ウォリアー》! よって特殊召喚する!」
――ドローしたのは三枚目の《スピード・ウォリアー》。もちろんレベル2モンスターのため、《モンスター・スロット》の効果によって、除外された《スピード・ウォリアー》の代わりに特殊召喚される。
「そして墓地の《音響戦士ベーシス》の効果を発動! 墓地のこのモンスターを除外することで、フィールドの音響戦士に自身の効果を付与する!」
「自身の効果
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