暁 〜小説投稿サイト〜
『殺し、失い、得たもの。』
『笑』

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組長は、皆を寝室に連れて帰るつもりやろな。
コンビニ寄った。
弁当、オニギリ、パン、飲み物...
これまた何かは食べれるようにと大量にカゴに入れていく。
レジが終わり、車に戻って、袋の量を見て、堪えきれず笑ってしまった。

『笑うなやっ!!女子供の好む食べモンやか解らんのんじゃ!!』

拗ねたように言うのがおかしくて、また笑ってしまった。

『おまえーっ!!』

頭グリグリされた。
その時、桜が起きて『もしかして零って愛人だったん?』って、目ぇ丸くして言うから更におかしくて大爆笑。
これには組長も腹抱えて笑った。

『えっ!!マジでっ!!愛人やったんやぁっ!!』

アカン笑いが止まらん。
舞も起きた。

『何?なんかおもっしょいことあったん?』

桜がすかさず言う。

『零、愛人やったんやって!!』

『マジでっ!!目ぇ覚めたっ!!』

舞も更にクリッとした目で驚く。
笑い過ぎて横腹痛い。
零が、なんとか喋った。

『ちゃうって!!愛人やなくて親子やし♪』

組長も笑い終わって言う。

『わろたわろた♪笑い疲れるって、いつぶりやろなぁ!!あんなぁ、零は娘みたいなもんや♪勘違いすんなやぁー!』

組長の、わざとらしい睨みで2人は笑ってた。



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