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完全な自由
2部分:第二章
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し」
「壁とかシャッターにスプレーで落書きするんですよ」
「暴走族か愚連隊ですか?」
「校則とかあるんですか?」
「自由ですから」
 あの先生がだ。苦情を言う住人達に答えた。
「我が校は自由ですので」
「あの、幾ら自由っていっても」
「幾ら何でもあれは」
「校内で不純異性交遊とか売春もやってますし」
「それが自由なんですか」
「はい、自由です」
 先生はまた答えた。

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