十四話、六人目
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あの会議のあとは、エギルをパーティに加え、皆が自己紹介したあと、町へ繰り出すことになったリュウ達
6人目のメンバーの合流するためであるが……
そして、町をぶらぶらすること1時間弱。ようやく集合場所に到着した
「あ、エギルさん。すみません、待ちましたか?」
「いや、時間ピッタリだ。気にするな。それと、こっちの4人がさっきメッセージで伝えたパーティメンバーだ」
その人を見てシリカは……
「……」orz
物凄く落ち込んでいた……
その子はかなり小柄な少女で、体格はシリカと同じくらい……
ある一点以外は……
身長に反して凶悪すぎるくらいに豊満な双山を持っているのである……
「し、シリカちゃん!?」
落ち込んでいるシリカを見て慌てるアスナ……
「? どうしたんだ? シリカの奴?」
「さぁ?」
シリカの様子に?を浮かべるリュウとキリトの二人だった……
●○●○
シリカが持ち直し、改めて自己紹介することになった六人……
「じゃあ、改めて……リュウです。武器は主に鎖を使います」
「キリトだ、盾無しで片手剣を使う」
「アスナです。使う武器は細剣……レイピアを使います」
「シリカって言います。短剣を使ってます」
「エギルだ。斧を使っている」
「キ、キリンです。その、刀を使います……」
六人目のメンバー、キリンの武器に反応するキリト
「刀? エクストラスキルの"カタナ"か!?」
「は、はい、三日間モンスターを倒していたら、いつの間にか……」
「「「「三日間!?」」」」
キリンの言葉に改めて驚く四人
其にエギルが説明する
「こいつ、初心者でな……デスゲームが始まってからずっと休まずにモンスター狩りをしていて、俺が保護したんだ」
「その時にスキル"カタナ"が出来まして、モンスターからこの刀を……」
そう言って刀を見せるキリン
「"獣刀 牙断(じゅうとう きばだち)"か……かなりの性能だな……」
「これなら十層位まで使えるな……」
刀を見ながら評価するキリトとリュウ……
「あ、あの……お願いが……」
そう言ってリュウを見るキリン
お願い?と頭に?を浮かべるリュウ達
「システム外デュエル……していただけませんか?」
その言葉を聞いたリュウは
「……へ?」
目が点になった
●○●○
システム外デュエル……つまるところ模擬戦の事を指し、初心者が武器の扱いやノックバックに慣れる為に行われるものである……
其をお願いされた事にかなり驚いているリュウ……
「不躾なお願いだということは重々承知してます。それでも、お願いします」
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