ディアボロモンの逆襲final
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面に目を向けてクラモンを何とかする解決方法を思いついた。
伊織「……ゴミ箱!?…うん、クラモンなら戻せます……みんなの、携帯で!!」
京「ビンゴ!!」
京はそう叫び、光子郎と連絡を取るためにキーボードを打ち始めた。
その時であった。
聞き覚えのあるホイッスルの音が響いたのは。
大輔「こ、これは…」
朧気だが大輔にも聞き覚えがある。
8年前の光が丘テロの時に聞いたホイッスルの音だ。
次に響くのはハーモニカの音、これにはヤマト達が反応した。
これが合図になったかのように携帯の画面から光が溢れる。
スバルが走り出し、自分の携帯を凝視する人々の真ん中で立ち止まった。
スバル「みんなの携帯の光を、オメガブレードに向けて!!」
インペリアルドラモン・パラディンモードが、手にした聖剣・オメガブレードを天に向けた。
スバルはここにいる全ての人々に届くように叫んだ。
スバル「オメガブレードに、光を集中させて!!!!」
スバルのデジヴァイスのディスプレイから、光が聖剣・オメガブレードに向かって飛んでいく。
それは聖剣・オメガブレードに嵌め込まれている水晶のようなものに吸い込まれ、一層強い光を放つ。
レインボーブリッジから数え切れない光が放たれ、聖剣・オメガブレードに集まった。
スバルの周りにいた人々も携帯を掲げ、この場にいる全員がデジヴァイスを掲げる。
クラモンは光に飲まれていく。
一輝「携帯をデジヴァイスの代わりにして、クラモンをで電脳世界の中に送り返す…か。あのチビ、中々やるじゃないか」
光子郎「……はい、伊織くん、考えましたね……」
京からのメッセージを読みながら、光子郎が安堵の表情を浮かべてそう呟いた。
ミミ「あーんもう、これどうやって立ち上げんのよーっ!!」
遼「ああ、これはこうやって…」
先程の沈黙が嘘のように元気なミミに遼は苦笑しながら、パソコンを立ち上げた。
大輔「終わったな」
賢「ああ」
フェイト「大輔!!」
はやて「賢兄!!」
大輔、賢「「ん?」」
フェイト、はやて「「お疲れ様!!」」
満面の笑顔の労いをフェイトとはやてから受けた大輔と賢に穏やかな笑みが浮かんだ。
いずれ近いうち、桜が咲き乱れる日が来る。
春になれば、それぞれの新たな人生がまた始まるのだから。
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