24.自分の好きな事に熱中したい。でもまず好きな事を見つけないとね。
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トラクション、巨大迷路に飛び込んだ。
大人になってからも彼女と巨大迷路に入ってイチャつく事も暫し…
しかし今日は喜んで飛び込んでもないし、イチャつく彼女もいない!(ピエールにそんな事しようものなら、最近覚えた『イオラ』をかまされる!)
「あ〜!腹立つ!何、この町!全然行きたい所に行けないじゃん!」
目的の場所は見えている。
余計に腹立つ!
「誰だよ、こんな町に行くなんて言ったのは!」
「「お前だ!!」」
ちょー怒られちゃった!
みんなイラついてたのね…
そんな中、急にプックルが走り出した。
『ワシぁ〜疲れた』とか言って、勝手にプックルの背中に乗り楽をしていたマーリンを振り落として走り出した。
ざまー!
「いたたたた…なんじゃ、あいつは!」
「いや…ほら、猫だから…」
「猫じゃない!キラーパンサーじゃ!」
どっちだっていいよ。
プックルを追いかけると、目的地に到着!
さすがプックル!
大好きプックル!
君は僕らのヒーローだ!
皆プックルを褒めまくる!
撫でまくる!
祝賀ムードで盛り上がっていた。
「やかましい!人んちの前でガタガタ騒ぐなー!!」
しかし中の住人に怒られました。
みんな、しょんぼりムード…
「申し訳ありません。魔法の研究で有名な先生がいると聞いてやって来ました。この町の入り組んだ構造のせいで辿り着くのに難儀してしまいましたが、今辿り着き嬉しさのあまり、はしゃいでしまいました。どうか許して下さい」
俺は身を正して謝罪しする。
「ほ〜ほっほっほ!ワシは有名か!?」
「はい!先生!」
「先生なんて、照れるのぉ〜。ワシの名はベネットじゃ。ま、入れ、入れ!」
ふっ…チョロいぜ…
中に入るとイカニモな室内だ!
色々な物が散らばり、足の踏み場もない。
イヤだ…俺、この部屋じゃ住めない…話を終わらせて、サッサと出て行きたい。
「それで、どのような魔法を研究しているのですか?」
「うむ!『ルーラ』と言う魔法を知っとるか?」
「ルーラ…ですか?何かエッチな響きですね」
きっと魔法を唱えると、女の子の体が火照ってきちゃって、服を脱ぎ出しちゃう様な魔法!
「エッチじゃないわい!この魔法は、行った事のある場所なら瞬時に移動する事の出来る魔法じゃぞ!」
え!?
瞬時に移動!?
瞬間移動の事か?
「…すげぇ〜…」
「ふっふっふ…そうじゃろ!そうじゃろ!!」
「じゃぁ…じゃぁさ!ベットで寝ていてトイレ行きたくなったらビュン!とか、お腹空いたら食料庫へビュン!とか、高い所へ風船が引っかかっちゃったからビュン!とか出来ちゃう訳!?」
「ま、まぁ…可能じゃが…もうちっと広大な範囲で使って欲しいのぉ…」
「覚えたい!すぐ覚えたい!今覚えたい!」
「では、
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