原作開始
クラス代表決定戦
おばあちゃんが言っていた……ひとっ走り付き合えよ
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だ。
全てのアンデッドにはスートとカテゴリが決められていて、それはトランプによって表される。その中でもパラドキサアンデッドはハートスートのカテゴリーKである上位アンデッドだ。
パラドキサアンデッドは、鎌田が変身する仮面ライダーアビスと同様に本編でその姿が登場することはなかったが、本編における非常に重要な役割を担っている。
カテゴリーKはカテゴリーQの力を介して、ライダーを強化形態にすることを可能にする。それをブレイドが利用して生まれたのがブレイドの最強形態、キングフォームだ。カテゴリーKによって強化形態が発現したのはブレイドだけではない。ブレイドに変身する剣崎一真の親友であり、バトルファイトのイレギュラー、53体目の何の始祖でもないアンデッド、ジョーカーアンデッドである相川始が変身する仮面ライダーカリスもカテゴリーKを使ってワイルドカリスになることが出来る。
つまり、カテゴリーKは本編における強くなるための最後の1ピースだ。ということはそれだけ強敵だということになる。
「まあ、幸いなことにディケイドは世界の理に囚われないからな。ラウズカードなんて物を使って封印しなくても、お前を倒せる」
「勝てる気でいるのか?」
「んなの、当然だろ」
ライドブッカーをソードモードにして刀身を一撫でするとともに駆け出す。パラドキサアンデッドも両刃の鎌を取り出す。ライドブッカーの刀身とパラドキサアンデッドの鎌が交差する。
「くっ……あの時よりもパワーが上がってるじゃねえか!」
「これが本来の姿だからな。喋ってるのはいいが、こっちの刃を忘れてないか?」
「ぐぅっ!」
剣であるライドブッカーソードモードとは違い、パラドキサアンデッドの鎌は両刃。くるりと鎌を捌き、ライドブッカーの刀身を受け止めていた鎌とは反対側の柄の鎌で斬りつけられ、吹き飛ばされる。
「ふぅ……厄介だな」
「息なんか吐いてる暇があんのかよ!」
「がっ!?」
「彼方! な、なんで?」
吹き飛ばされたことによって彼方とパラドキサアンデッドには間が空いていたにも関わらず、何故か彼方にダメージが入る。
「おら、もう1個だ!」
パラドキサアンデッドが腕を振ると、目に見えない何かが空気を震える音と共に迫ってくる。
「見えないんじゃ避けたくても避けれねぇ。……迎え撃つしかないか!」
《ATTACK RIDE BLAST!》
ライドブッカーをガンモードにし、幾重ものビジョンと共に弾丸を撃ち出してソレを相殺する。
「くっそ、忘れてた……思い出したぜ。パラドキサアンデッドは腕から衝撃波を放てるんだったな」
「ああ、そういうこった」
さっきも口に出したが厄介だな。彼方はそう考えていた。間
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