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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
100VS2
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を防いだ。
だが青色のモンスターが横からやって来た。


スパン!!!


Aクラスのモンスターが真っ二つに斬れ、倒された。
エルザは今度は袴姿で、妖刀紅桜という刀を手にし、
Aクラスのモンスターを斬ったのだ。

「ふっ、っ!ハァァッ!!」

エルザは襲ってきた2体の青色のモンスターの攻撃をかわし、斬った。


『ついに・・・ついに残り1体!!
 Sクラスのモンスター・・・それは一体どのような・・・って・・・あれ?』

魔水晶(ラクリマ)ビジョンに映ったのは、先程の小さなモンスターであった。

「やはり・・・貴様がSクラスか。」




「何ぃぃっ!?」

「「ちっさ!!?」」

ナツとグレイはSクラスのモンスターの大きさに驚く。

「ずいぶん可愛らしいモンスターさんですね。」

ウェンディはそう言う。

「ん〜・・・いやーな予感がするんだけど・・・」

ルーシィはそう言う。しかしそれは当たっていた。




「・・・・・・。」

エルザは紅桜から両手持ちの刀に武器を変えた。

『ちょっと待ってくださいカボ!!』

突然、マトー君が大声で言ってきた。

『このSクラスのモンスターについて、特殊なルールを説明します!
 このモンスターはお互いが最後の1体となった時、
 真の姿となり、ともに倒すのであります!!
 その時は目が紫から赤色になりますので、その間はしばらくの休憩となりますカボ。
 もう1人が終わるまでは時間が掛かると思います。』

『成程。では、彼の方を見てみましょうか・・・』


ギロォ!!


『『!?』』

魔水晶(ラクリマ)ビジョンでコージの方を映そうとしたが、
Sクラスのモンスターの目が、突然赤色になった。

『そ・・・そんな!?早すぎますよカボ!!?』

「さすがコージ、というべきか。まあいいだろう。来い!」

Sクラスのモンスターの目から赤色の光を放った。




































「・・・んっ!?」

エルザは目の前の光景に驚く。
場所が移動しており、円形の闘技場で、周りには何もなく、この場所だけである。
だが驚いたのはそこではなく、Sクラスのモンスターの方であった。
Aクラスのモンスターよりも大きく、全身黒で鎧の様な固い体をし、
腹部には先程の小さなモンスターの紫色の目がある、悪魔のようなモンスターがいた。

「ゴオオォォッ!!!」

Sクラスのモンスターはエルザに襲い掛かる。



















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