ディアボロモンの逆襲その3
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
私達も行こうよ!!」
ルカ「いや、あのディアボロモンは太一さん達が倒した敵ですよ?僕達は部外者ですし…」
スバル「何言ってるのルカ兄!!仲間…と言えるのか少し微妙だけど、ピンチなんだよ?助けなきゃ!!」
アリシア「よおし、ルカ。ゲートを開いてよ」
ルカ「分かりました…」
深い溜め息を吐きながら、ルカは電脳世界に繋がるゲートを開こうとするが、これが原因でとんでもないことになるなど知る由もなかった。
エンジェモンとエンジェウーモンとオメガモンはそれぞれのパートナーを庇いながら攻撃をかわしていた。
ヤマト「(何なんだ?ディアボロモンの力ならオメガモンはともかく、成熟期のエンジェモンと完全体のエンジェウーモンはとっくの昔に撃墜されているはずだ。運がいいにしては、あまりにも当たらなすぎる。こっちも攻撃は許されないが、これではいずれ、ディアボロモンのエネルギーが尽きるぞ…時間を稼いで、一体何の得があるんだ…?)」
ヤマトが疑問を感じた瞬間、巻き添えを食わないように散っていたクラモン達が行動を開始した瞬間、変化が起きた。
スバル『ルカ兄、どう?』
ルカ『はい、ゲートは開きましたよ』
ギンガ『でも、ルカ君…これ少し開けすぎなんじゃ…』
ルカ『おやまあ、確かに』
ティアナ『ルカ…あんたねえ……』
アリシア『とにかく行こうよ〜』
緊張感のない聞き覚えのない声にディアボロモンが困惑したような顔になる。
彼らがゲートを開いた張本人であり、またディアボロモンの救世主でもあった。
後者は、本人達には不本意だろうが。
エンジェモン[エンジェウーモン!!]
エンジェウーモン[ええっ!!オメガモーンっ!!]
ディアボロモンのエネルギー弾の乱射が止まったことを好機と取ったエンジェモンとエンジェウーモンはディアボロモンにクラモン達の壁を突き破りながら突撃した。
ディアボロモンが潜んでいた球体からディアボロモンを引きずり出し、ヒカリが太一に笑顔を向ける。
ヒカリ「お兄ちゃん!!」
太一「分かった!!」
オメガモンもディアボロモンの元へ向かい、その勢いを殺さぬままグレイソードを敵のディアボロモンの顔面に突き刺した。
タケルがヤマトを振り向く。
タケル「兄さん!!」
ヤマト「おう!!」
動けないディアボロモンに、オメガモンはガルルキャノンを乱射する。
連続エネルギー弾を何度も喰らったディアボロモンは身体から煙を噴き出し、自身の構成データの1つ1つを幼年期であるクラモンに書き換えながら消滅した。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ