暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
貸出兵‐敵地潜入す
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を動かすと電に似た容姿をした少女が仁王立ちしながらこちらを見ていた。
「そういう行為をするならもう少し場所を考えた方がいい。声が丸聞こえだよ」
「そ、そうよレディにあるまじき行為よ!」
雷に続き響と暁が入ってきた。扉前で盗み聞きとは性格悪いな
「雷ちゃんたち何か勘違いしている様なのです!?」
「…電さん説明して貰っていいですか?私だと逆に疑われてしまいそうなので」
「という訳なのです」
「ってことは私たちの勘違いってこと?」
「そうなりますね」
話を聞くなり苦笑いを浮かべる雷。俺が行っていたのは疲労を緩和するマッサージだ。声だけ聞いたら勘違いする奴もいるだろうけどな
「な〜んだ…心配して損したわね」
「それよりマッサージであんな声を出すのかい?」
「そ、そんなに変な声出していたのですか?自分じゃわからないのです」
「艶めかしい声は出してましたね」
まぁ、如何わしい行為をしているのかと誤解されそうな声は出していたがここは濁して伝えるのがいいだろう
「艶めかしいですか?」
「…君のマッサージは相当気持ちがいいみたいだね」
「気持ちいというかフワフワした気持ちになるのです」
「自分では普通にやっているつもりなんですけどね」
そう別に擽るようにとか敏感な場所を触ったわけではなくだだ足を普通に揉んでいただけだ。まぁ、李悠も気持ちいいとはいっていたが
「なら、私も頼もうかしら?最近疲れが取れないのよね」
「構いませんよ。まずは電さんの方が終わってからですけど」
「なら、私と暁は部屋に戻っているよ。さ、暁行こうか」
「あんまり遅くならないようにしなさいよ」
雷を残し響と暁は部屋を出ていった。さて、そろそろ再開するか
−−−−−−−−−−−−−−−−−
「はい、終わりましたよ」
「…凄いわね。体が軽いわ」
「疲れが抜けたのです」
約一時間程かけ電と雷二人のマッサージが完了しそれぞれが体を動かしマッサージの効果を確認している。大分時間がかかったが満足してもらえたようでよかった
「お二人共随分と疲れていたみたいですね。特に雷さんは体中ガチガチでしたよ」
「やっぱり出撃のし過ぎかしらね」
「あまり無理し過ぎると体に負担がかかりますから気をつけてくださいね」
マッサージ中に話しを聞いていたが最近は資材調達の為連日遠征に行っていたらしい。
「そうね。提督に遠征を減らしてもらえるか頼んでみるわ」
「それがいいですよ。あ、それと疲労は一時的に緩和しているだけなのでしっかり睡眠をとって体を休
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