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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
貸出兵‐敵地潜入す
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「…戻ってきたはいいがどう攻めるべきか…」
潜入する前と同じ岩の影に身を隠しながらどう基地を破壊するかを考える
「基地内部は死角も細い道も多いし面倒臭い…となると外から切り崩すのが得策だな」
岩陰から顔を出し見張り台にいる兵士の見ている方向を確認する。こちらを確認できる見張り台は二つ、運のいいことに両方の兵士はこちらを向いていない。
「高台ごと破壊する方が手間が省けるが警戒される可能性が高いし…素直に撃ち殺す」
腰辺りにぶら下げているC4は三つ、高台を破壊するだけなら問題ない数だが爆発音で警戒されては困る。サプレッサーは壊れてしまったが勘づかれる前に二人共打ち殺せば問題ない
「……気づかれてないな」
考えを手早くまとめここから近い高台にいる兵士に照準を合わせ発泡しすぐ様もう一つの高台に照準を合わせ発泡。数秒何も反応がないところを見ると無事撃ち殺せたようだ
「反対側にまだ高台は二つあるがまずこっち側の兵士を片付けてからだ」
反対側の高台からはこちら半分は死角で見えていない筈だベレッタの残弾数を考えると半分ずつ制圧していく方が警戒される範囲も少なくなる
−−−−−−−−−−−−−−−−−
「…粗方排除できたか?」
外階段にいた兵士を片付け手すりの壁に身を隠しながらふぅと息を吐く。こちら側の兵士は見た所全員殺したが、ここからが正念場…警戒された状態で残り半分を制圧しなければならない
「ぞろぞろ来やがるな」
そんなことを考えていると反対側から駆け足で数十人の兵士達がこちら側に流れ込んできた。内部から出てこないのは負傷した奴らの治療をしているからだろうか?どちらにしろこちらとしては好都合だ
「…折角上にいるんだここから」
ゆっくりと手すりから覗き込み狙いやすい兵士を打ち抜いていく。奴らはまだこちらの場所は特定できていないしここで出来るだけ多く殺しておきたい
「…軌道で位置がバレ始めたみたいだな…」
数人撃ち殺したところで兵士達の動きに変化が現れた。弾の軌道で粗方の位置を特定したのだろう…ここは無理せず一旦引くとしよう
「パッと見あと数十人、身を隠す場所も多いし移動しながら確実に殺すか」
外階段から少し離れた物陰に隠れ、カラになったマガジンを引き抜き最後のマガジンを装填する。ベレッタはあと十五発、SMGは装填してあるマガジンと替えのマガジンの二つ、圧倒的に弾が足りないが何とかするしかない
side change-電
「大丈夫でしょうか…」
座りながらずっとそんな言葉がずっと口から漏れる。暗闇さんがあの基地に向かってから数時間は経ったのだろう舌の方にあった太陽
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