暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
模擬戦準備と武器強化!?
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これで全弾約四十数発…代償がこれくらいなら全く問題ない」
ガチャガチャと改造された長年使ってきた愛銃の変化を事細かに確認して行く。優の言った通り重量と長さは元の長さの約1.5倍近く変化しているがこれくらいの重量と長さなら全く問題ない。暗闇の方も少し変化は感じるようだが問題ないみたいだ。
「これで少しは対抗できるね〜早速試し打ちしに行こうか〜」
「そうしたいが試し打ちする場所がない。模擬戦に出る艦娘達にはあまり見られたくはないし」
「それについても抜かりはねぇ。工廠長に頼んでこの奥に小さいが射撃情を作ってもらった。許可はもうもらってあるから行ってみてくれ」
「それは助かる。早速だが使わせてもらおう。っと先にこれを渡しておかないとな」
ポケットをまさぐり何かを取り出す。出てきたのは二台の小型端末。あぁ、まだ渡してなかったのか
「ん?こりゃ小型端末じゃねぇか。調子でも悪ぃのか?」
「いや、違う。この端末の中に今回の模擬戦についての作戦が書き込まれているから確認しておいてもらいたい。もう一台は貸部屋にいる新メンバーの未浪という男に渡しておいてくれ」
「僕たちは少し射撃してから行くから先に顔合わせしておいて〜」
「お、また新しい仲間が増えたのか。気を使わない奴だといいんだがな」
嬉しそうにニカッと笑う優。気が合うとは思うが敬語を使う為優にとっては少し扱いづらいかもしれないね
「いい子だけど少し優は苦手かもしれないね〜でも、仲良くしないとだめだからね〜」
「それは確かに言えてるな俺も少し苦手だが悪い奴ではないのは確かだ」
「少しくらいなら全く問題ないぜ。そんじゃ早速その未浪って奴にあってくる」
楽しみなのだろうニコニコと笑顔のまま部屋へと向かって歩いて行った。
「さて、僕たちは改造した銃の制度を確かめに行こっか〜」
「あぁ、優たちのことも気になるしな」
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side change‐暗闇
「…どうだった李悠」
「大丈夫、今僕も驚いてるところだから」
役三十分ほど打ち続けたが予想以上に性能が上がっていて驚きで声が出なくなった。たった一日でここまで強化できるものなのだろうか?
「凄いね五cm以上ある鉄板を軽々貫通できる威力もあるし反動もそこまで酷くない…最高だね」
「俺の方も反動はあるが連射性も射程距離もほかのSMGを大きく上回っている」
とりあえず貸部屋に向かいながら自身が感じた銃の性能を伝え合う。今まで李湯が使っていたSRで貫通できたのは精々数mmの鉄板だったのだが今回の改造で五cm以上の鉄板を貫通できるよう
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