暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
模擬戦準備と武器強化!?
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当時幼かった僕と暗闇には生きていく為の財力も社会を生き抜く社交性ってものがなくてね〜一つの依頼で大金が入ってそれで言って世の中の事や社交性を身に着けるとなるとこの貸出兵の仕事が一番向いていたってことだね。それに貸出兵は年齢も前科も何もかも関係なく入ることができたし」
「…今の話で少し気になったんだが今前科のある者もっていったね。それって君も隊長である彼も何か法を犯したってことかい?」
「流石響ちゃん鋭いね〜でも黙秘なしでの質問はここまでだよ。その答えが聞きたいならまた僕に黙秘を使わせないようにしないと教えられない〜」
危ない危ないま〜た口を滑らしてしまった。でも黙秘なしで話したことはすべて本当のことだ。最後におまけで話したことはすこ〜しだけねつ造してあるけど
「さ、それじゃあ今度は響ちゃんが答える番だよ〜できるだけこと細やかな説明でお願いね〜」
「もちろん作戦のことは話すよ。だがこれはあくまで少し前の作戦の状態でのことだから本番では違った作戦だったとしても私を恨まないでくれよ?」
「もちろんそんなことはしないよ〜流石に一度見直されるから補正はされると思うからね」
「それならいいが。…それじゃあ説明していくね」
胸ポケットに入っているメモ帳と小型マルチツールに搭載されているボールペンを引き抜き響ちゃんの説明を聞く準備に入る。さて、この情報はどれだけ役に立つだろうか
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「…っとこんなところだね」
「ふむ…なーる程よくよく書き起こして見るとよくわかる、この作戦誰か他の艦娘の子が考えたみたいだね〜」
「どうしてわかるんだい。申し訳ないが誰が考えたのかは私にもわからないが」
「この作戦の所々に兄さんでは絶対やらない動きがいくつかあるからだよ。例えばここの『敵を見つけ次第即無線で連絡』ってところ兄さんだったら『発泡してそのまま交戦しろ』って言うよ。それとこの『敵の攻撃を受けた際ただちに後退し仲間の援護を受けよ』って所だと『敵との距離を保ちつつ発砲、敵が諦めるまで逃げ続けろ』っていう筈。もちろんそういうのには理由があるんだけどね〜」
「申し訳ないがその理由を教えてもらってもいいかい?」
「うん、いいよ。えっと敵を見つけた際連絡する前に発砲するのは敵を威嚇するのはもちろんその発砲音を聞けばおのずと敵も味方も戦闘しているってことに気が付くでしょ?そうなればいちいち連絡する必要もないしもしかしたら奇襲もかけられるかもしれない。でも連絡していたら運悪く敵を見失ったり逆にこっちが奇襲を受ける可能性が生まれてくるから兄さんはこの形の作戦はあまりとらないんだよ〜次に敵の攻撃を受けた際逃げず発砲するのはもしかした
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