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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
模擬戦準備と武器強化!?
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ね
「結論から言うと響ちゃん君から情報をもらうくらいのハンデはもう艦娘の子達には前払いで支払ってるって事なんだよね〜」
「…」
「僕達は鎮守府に移籍したてっていうのに模擬戦までの時間はたったの三日、更に模擬戦の場所は海、更に更に模擬戦で実弾を使用しろってこれはちょ〜っとやりすぎだと思わない〜?」
「…それは一理あるかもしれないね」
少しはこちらの意見に対して参道はいてくれたがまだ足りないみたいだね。ん〜もう少し押してみようかな?
「でしょ?それでね響ちゃんから少しでも情報がもらえれば相手側にばれずに情報が手に入ってこっちとしては助かるんだけどな〜」
「…それに関しても同感だ。敵にばれてしまっては情報の内容を変えられて手に入れた情報が役に立たなくなってしまうこともあるからね。だが、それだと一つ問題が起きてしまうんだ」
「問題が起きる?それはどんな問題〜?」
「その問題は情報を教えた際に私にどんな利益があるのかってことだ」
「あはは、案外現金なんだね響ちゃんって」
「流石の私もそこまで虫がいいわけじゃない。利益のないことをするのはあまり好きではないしね」
ふっと少し口元を上げながら言う響ちゃん。確かに利益のないことをするよりも利益のあることをしたほうが何倍もいいに決まっているし、利益のある話の方が話も進みやすい。
「…なら、今度質問しに来た時に黙秘を一回だけなくせるってのはどうかな〜?もちろん僕限定だけでね。暗闇たちに迷惑はかけられないからね」
「…それは中々面白い取引だね。いいよそれで情報を提供しようじゃないか」
「ほんと?助かるよ〜。じゃあ、今質問してもらっていい?暗闇たち、特に暗闇がいるときは結構こういったことで口外するなって怒られちゃうからさ〜」
案外簡単に情報提供してもらえることになった。さて、どんな質問が来るかな〜
「いきなりだね。…それじゃあ前に質問したが君の歳を教えてもらってもいいかい」
「おお、流石響ちゃん前に黙秘した質問をしっかり上げてきたね。歳は今年で十八歳だよ〜」
「じゅ、十八歳!?た、確かにすごく若く見えるけど…それじゃあ貸出兵に配属された当初は…」
「計算から行くと九〜十歳辺りだね〜いや〜ほんとあのころは子供だったと今更思うね〜」
驚いている響ちゃんには悪いが当時の貸出兵には年齢制限は全くなく武器を扱え、敵を殺し、情報を手に入れられればはいれたのだ。まぁ、入ってからが幼い体にとっての地獄が始まるんだけど。いろんな意味でね
「それはまた凄い年齢で軍事に入ったものだね。聞いていいかわからないはが何か訳があったのかい?」
「ん〜その質問もおまけで教えてあげる〜
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