暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
模擬戦準備と武器強化!?
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首元に先程手に入れたナイフを突き立て脅す。何が起こったか整理がついてないようだが首元に置かれたナイフを見て兵士はコクコクと激しく頷く。

「よし、単刀直入に聞くこの基地に囚われている艦娘はどこだ」

「お、俺は知らない。ちゅ、中尉殿なら何か知っている筈だ」

「…そうか、その中尉はどこにいる」

「二階の真ん中辺りの部屋だ。これでいいだろ早く離せ」

「…本当に残念だがそれはできない相談だ」

ジタバタともがく兵士の喉元を掻き切る。このまま逃せば潜入した事をバラされかねないからな俺に捕まった自分の不運を呪ってくれ。さて、服に血が付着してしまったが情報は手に入れた。まずは二階の中尉がいるという部屋に向かわないといけないな

「…ここが一階だとすればどこかに上に上がる手段があると思うが…探すしかないな」

捕まえた兵士は殺してしまった為上に上がる手段がどこにあるのか聞くことは出来ない。ちょいと殺すのが早過ぎたか




−−−−−−−−−−−−−−−−



「…やっと見つけた」

初めの兵士を合わせ三人の兵士から情報を入手しようやく上に上がる為の階段を見つけた。中尉がいる部屋の目星も情報から導き出せたしあとはさっさと艦娘がどこにいるかを中尉から聞き出すだけだ

「っても警備はしっかりしてるしどうするか…」

階段を上がり通路に出る手前から覗き込むように二階の通路を見ると先程の兵士からの情報通りある一つの扉の前に武装した兵士が二人見張りをしていた。強行突破という手もあるが騒がれると兵士が集まるだろうし…

「発泡音に気づかれるかもしれないが仕方ないか」

少し悩んだが排除することに決めベレッタを構え照準を合わせる。正直に言えば簡易的なサイレンサーを取り付けたベレッタよりも音の小さいサイレンサー内蔵の隠密用武器を所持していない為少し危険ではあるがそんなことは言ってられない

「…見張り兵もいなくなったことだしさっさと中尉に艦娘の居場所を聞きに行くか…っとその前に」

連続して引き金を引く。狙い通り見張り兵二人の頭部に弾丸が命中直後バタリバタリと倒れる。警報もなにも聞こえないことを確認し早足で殺した兵士に接近、使えそうな装備品を漁るとC4と手榴弾を所持していたので回収。武器のARはSMGも持ってきているのでもらう必要は無いだろう。

「それじゃあ、失礼しますか」

近場の部屋に殺した二人の死体を隠し中尉室のドアノブを捻る。鍵はかかっていないしこのまま行くか

「…両手を上げろ」

「な、なにごと…き、貴様は誰だ! 」

バンっと勢いよく扉を開けベレッタを構える。いきなりの物音に机に向かって座っていた中尉が驚いた様子でこちらを見
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