8話
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彼女らと同じ意思を持つ者達。」
彼は荒野に刺さる剣を右手を上げて自分の周りに待機させる。
「答えを見つけた今こそ名乗ろう。オレは柊白夜。皆の笑顔を護る『正義の味方』。この剣にかけて…オレの友に誓って、お前達を打ち負かそう。」
オレは、普段から使っている二本、干将莫耶を投影し、強化する。オーバーエッジにしたそれを両手に持ち、単体で彼女らに襲いかかる。
「みんな、来るよ!」
だが当然、今までとは状況が違う。剣を何本も飛ばし、牽制する。しかし彼女達もまた、その剣を破壊し、自分達の攻撃の道を作る。
ところで今の彼の格好はかなり変わっている。聖骸布のような布を射篭手のようにして身に纏い、白い布をマントのようにして、髪を下ろしている。
「なんですか?あの姿…」
「この姿に正確な名前はないが、オレはリミテッド/ゼロオーバーと呼んでいる。これはオレが全力で戦う時の姿だ。」
すると、周りから襲い来る近接戦闘のエキスパート達。前からくる攻撃を干将で、背後の攻撃を莫耶で受け止める。だが、その莫耶をスバルが、干将をエリオが掴んで、俺の動きを封じる。
「今です!フェイトさん!」
「はぁぁぁぁぁぁぁ!」
「戯け。相手の土俵に上がっている時点で、貴様らに好機など無い!」
3人に襲いかかるのは剣の雨。3人を貫かんと飛んでくる剣を彼らは距離を取ることで回避する。
その瞬間、彼は飛んでくる砲撃魔法に気づいた。
「ストライク・スターズ!」
そして彼は砲撃魔法に包まれた。
「どうですか?なのはさん」
「うーん…当たった感じはあったけど、防がれてると思うよ」
なのはの言葉通り、煙の中から現れたのは7枚の花弁のようなもの。
「なに??あれ!」
「熾天覆う七つの円環。オレが持つ防御の中でも、2番目に強い護りだ。」
「2番目…?」
彼はその手にもつ干将莫耶を構える。そしてその鋒を彼女達に向ける。その次の瞬間、彼女らのいた場所に剣が突き刺さる。
彼は近くにいたエリオに接近する。干将を上段から振る。それをバックステップでよけるエリオに莫耶を投げつける。
「なっ??武器を投げるなんてっ!」
その武器を間一髪のところでフェイトが叩き折る。
「エリオ、大丈夫??」
「フェイトさん!前!」
「捉えた!射殺す百頭??」
完全にフェイトを捉えた一撃。なぜ彼がこの攻撃を仕掛けれたのか。それは彼がフェイトを見ていたからである。莫耶を投げつけた所で、フェイトが高速で動くのが視界の端に見えたのだ。その瞬間、彼は空いた手に斧剣を投影したのだ。
そして、
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